王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

娘の金魚ブーム

娘が2歳の頃、なぜか金魚が娘のブームとなった。
私のアイコンは、娘の金魚ブームに合わせて作ったお弁当の「金魚おにぎり」だ。

なぜブームとなったかはよく覚えていない。
きっと、よく行くホームセンターにペットのコーナーがあって、そこで見た色や形も様々な金魚が娘の心に響いたのかと思う。
娘が金魚に興味を持ったので、夫主導で水槽を買って、家で金魚を飼うことになった。
夫は一度ハマるととことんハマる人である。
※しかしすぐ飽きる。
※本人には多分、すぐ飽きてる自覚がない。
※ハマったものに対しては、本を買ったりグッズを色々買ったり、お金を使う。
※別にそれはいいんだけど、本人は自分のことを倹約家だと思っている。

その流れで、金魚の飼い方や、金魚の種類などが書かれた本を買った。
家で飼った実物の金魚は和金や出目金など安価なものばかりだったが、本には品種改良された様々な特徴を持つ金魚が載っていた。
らんちゅう。
オランダ獅子頭
水泡眼に頂点眼。
朱文金。
土佐金。
江戸錦、桜錦、津軽錦。
ピンポンパール
などなど。

そういった金魚が、実際に県内の水族館で展示されていたので、足を運んでは愛でていた。
実際に泳ぐ土佐金は非常に美しい。
そして、金魚の品種改良というのは変態の所業だなと思った次第である。
背びれのないやつとか、目の下に謎の水泡があるやつとか、水泡があってかつ眼が真上を向いてるやつとか、そういう奇形の(語弊があったら申し訳ない)金魚を交配などによって「種」として定着させたのだから。
個人的には、随分とグロテスクな趣味であると感じる。

これ以上踏み込むとややこしい問題に発展しそうなので、娘の金魚ブームがどうなったのかというと、所詮は2歳児の趣味、すぐ飽きた。
飽きたからといって金魚を捨てたり殺したりするわけにもいかないので、死ぬまで飼った。

そして、金魚の品種にやたら詳しい親が爆誕した。

ちなみに、私のHN「山本金魚」は、娘が生まれる遥か前から使用している。娘の金魚ブームとは全く関係ありません。