王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

カラオケに対するスタンスの違い

私も夫もカラオケは好きだが、楽しみ方・取り組み方がまるで違う。
 
私は、とにかく楽しければいい。特になんもしなくても自分の歌がそれなりのレベルなので、大声出して歌うことは純粋に気持ちがいい。
採点は基本的にしない。なぜなら、採点にかかる時間がもったいないから。そんな暇があったら1曲でも多く歌いたい。それに、点数って何なんだ。おそらくプロの歌手が自分の歌を自分の歌いたいように歌ったら、そんなに高得点は出ない気がするんですよね。「揺らす」から。
誰かが決めた基準に沿った歌が高得点の歌なんでしょう。高得点出したかったらその基準に寄せて行けばいいんでしょう。
私はそんなの嫌だな。なんでそんなもんに寄せなきゃいけないんだ。気持ち良く歌わせろや。
 
一方、夫は採点が好きだ。
自分の歌の下手さを自覚し、検証して、上手くなるよう努力した経歴がある人だ。だから点数という形で結果が出れば満足するのだろう。
その「上手く」には、何らかの目標や基準があったのだと推測する。恐らく元歌を歌ってる人の歌だろう。

私が採点機能を嫌う理由を夫に話したところ、「その採点基準に寄せていくことがゲーム感覚で楽しい」のだと言っていた。アーティストの「揺らし」はお好みでないらしい。
そんなに「完璧」が好きならボカロ曲でも聴いてろやって言ったら、「そういうの好きかもしれない」って言ってた。
 
たかが娯楽のカラオケなのに、人それぞれ捉え方が違うものですなあ。
 
そんな夫と私が一緒にカラオケ行って楽しいかというと、楽しいです。お互いにお互いの気持ちいいを邪魔しないからです。
 
それでいいのだ。