王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

笑いのことを常に考えている


ハーフパンツ!
 
 
解説1
息子や娘のサイズアウトした衣類で、綿100%のものがあれば、適当な大きさに切ってフライパンの油汚れの拭き取りや換気扇の掃除などに使って捨てる「ウエス=ぼろきれ」にする。
写真はパンツとしての役目を終えた息子のパンツ(90サイズ)。
娘のパンツもあったが、そっちはなんとなく写真を公開するのに抵抗があった。ジェンダーフリー論の限界がここにある。
 
解説2
半分に切ったパンツを「ハーフパンツ……」と思うところまでは行ったとしても、若い人は「くだらねえ」「安直なギャグだな」と考えてしまい、なかなか表に出せないのではないだろうか。
ところが、歳を取ると、平気で言えてしまうのである。
オヤジ(及びおばさん)がオヤジギャグを言う理由について、私は次のように考える。
①自分も周りも歳を取って寛容になったため、滑ることを気にせず何でも言える。
②ある程度の立場になったので、尖った笑いのセンスを持つ若い人から直接批判されない。だから何でも言える。
③自分の笑いのセンスがアップデートされずに止まっている。
④若い頃は自分も尖っており、知的な笑いだとかシュールな笑いばかりを追究していたが、そんな中でたまに放つダジャレや下ネタが結構破壊力あるし、普遍的にウケるので、結局そこに着地した。
⑤自分は笑いのセンスを磨いていたいのに、周りの友人たちがそういうのをやめて落ち着いていったので、自分も感覚が鈍磨した。③に近い。
⑥前述の①と⑤により笑いのレベルが下がった人が周りに多いので、自分は自信を持って何でも言える。
 
どれが正解とかではなく、複合的なものだと思う。別の説もあるかもしれない。
私は④に①と②を足した理由で、堂々とくだらねえギャグを言う。

解説終わり。
 
私はウケたい。笑いを取りたい。私の話や私の文章で人を笑わせたい。笑ってもらえたら幸せだ。
笑いは楽しいからだ。笑いで人はハッピーになるからだ。理由はそれだけだ。
こういうこと言ってたら、昔、セクハラパワハラ元上司から何かのコンプレックスを疑われたけど、余計なお世話だ。
 
でもまあ、コンプレックスがあるとしたら、私が自分に自信が持てない対人恐怖気味の陰キャであることだろう。
明るくてすぐに集団に溶け込める、一度話したら友達、みたいな陽の人が羨ましくて妬ましくて、色々こじらせた結果、独自路線に走った経緯がある(そんなに独自でもないんですが)。
 
そういった屈折から生まれたのが結局、

ハーフパンツ!
 
です。
 
人生、どんなに考えを巡らしても、なんにも考えてなくても、結局みんな同じところに行き着くんではないだろうかねえ。
また一歩、悟りに近づいたかな。

※私の最終目標は「悟りを開く」なんですが、真顔でこういうことを言っても、普段からのキャラ作りのお陰で、「ふーん」で流してもらえます。ありがたや。