王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

家に男児がいると「ちんちん」って平気で言えるようになる

うちにはスーパーハイテンションアホアホ3歳男児がいる。今年度、晴れて年少組になった。

毎年、年度始めのクラス懇談会等に行くと、うちの子が一番落ち着きがない。
去年は走り回っておともだちにちょっかいを出しに行ってた。止めると泣く。そして、先生の「味噌ラーメンが好きです♪」という自己紹介に対して、「あーー!!おねえちゃんもみそラーメンすきだよーーー!!」と叫んでいた。アホではあるが言語能力はなかなかに高いのだ。

お姉ちゃんがどちらかといえばお利口さんだったため、お姉ちゃんの同級生の落ち着きがない男児を見て「ああ、こういう男の子ってクラスに一人はいたねえ(微笑)」という気持ちでいたのだが、うちの息子がまさに「こういう男の子」だったとわかったときのショックよ。

引っ込み思案な私と、悪目立ちすることを嫌う夫の間に、どうしてこんな子が生まれたのかと思うほどだ。
いや、夫は実は落ち着きがないし、私も環境(主に同級生の意地悪な女児)によって歪められていなければ好奇心のままに活動するタイプだったかもしれないので、何とも言えない。

以前のノートで、息子には、はるちゃん(仮)とひよちゃん(仮)という仲良しの女の子がいることを書いた。
0歳クラスからひよちゃんとはずっと仲良しで、昨年度はどんどんはるちゃんと仲良くなったが、今年度ははるちゃんとクラスが分かれてしまったため、再びひよちゃんと大変仲が良い。

ひよちゃんは、うちの子に勝るとも劣らない言語能力の高さを持つ利発な女の子だ。ノリが良く、うちの息子のおふざけによく引きずられている。
帰りのタイミングが一緒になろうものなら、園庭で二人の追っかけっこが始まってしまい、お互いなかなか帰れない。
今年度初めの入園式(保育園組から幼稚園組への進級式も兼ねる)では、ひよちゃんが記念撮影の際にうちの子の遊びに巻き込まれてしまい、撮影直前まで二人でふざけていた。
ひよちゃんの親御さんには誠に申し訳ない。
 
そんな息子も、今や一人でお着替えができるお利口さんだ。
しかし毎朝、着替えの際は一旦すっぽんぽんになって、「はだかーー!」と叫びながら私の足の上に座ってくる。
ちんちんが熱い。

今年の正月に、夫側の親戚と温泉一泊旅行に行った。息子は終始ハイテンションで、叔父さん(夫の弟)に遊んでもらっていた。
寝て起きて、息子は何を思ったのか下半身を露出し、「ちんちんくっつけるーーーー!!」と叫びながら姉を追い回し始めた。姉にちんちんをくっつけたかったらしい。
そのうち、まだ横になっているお父さんに気がついた。息子はお父さんにちんちんをくっつけると言って、お父さんの額にそのままぺたりと座った。何度も走り回っては座ってた。
後で夫が語ったところによると、「肛門は熱い」だそうだ。
 
2人の男の子を持つ義弟(夫の弟)に、「男の子ってこんなんなのかな……」と聞くと、「2人育てたけどこんなハイテンションではなかった」と言われた。
やっぱりそうですか。
ちなみに、お父さんの額にぺたりと座った息子の写真を義弟に見せたところ、「便器じゃん」って言われた。それが私にめちゃめちゃハマったのは関係ない話。
 
とにかく息子の無軌道さよ。
両手とも「ますかけ線」の手相を持つ故の型に嵌まらなさなのだろうか(あまり手相とか信じてないけど)。
息子のアホはキラリと知性が光るアホなので、将来が楽しみである。
……ごめん、「ちんちんくっつけるー!」には知性のかけらも無いや。