王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

すごろくの汗

今日、幼稚園に息子を迎えに行ったら、頭に汗をかいていた。
先生が出てきて、「あ、(息子)ちゃん汗かいてますね。今おともだちとすごろくやってて、盛り上がってたんですよ」と教えてくれた。
 
えーと、すごろくって、汗をかくような遊びでしたっけ?

私が先生に「すごろくで、汗??」と尋ねると、先生は「はい、これはすごろくの汗ですw」って答えてくれた。間違いないようだ。すごろくの汗て。初めて聞いたぞ、「すごろくの汗」。
 
サイコロの出目に一喜一憂したり、順位を争ったり、体全体を使って騒いでたのかな。
 
帰りの車の中で確認したところ、息子とおともだちは、すごろくでハンターごっこをしていたようだ。ハンターとは、テレビの「逃走中」のやつだ。
まず逃走者がサイコロを振ってコマを進める。同じくサイコロで進むハンターに追い付かれたらふりだしに戻る。というルールだそうだ。

私「え、捕まった人がふりだしに戻ったら、その人はもうハンターに捕まらなくなるんじゃないの?」
遊び方を息子の口から確認するために、私はわざと細かく聞いてみた。

息子「そう。だからみんなが戻るの。一人捕まっちゃうとその人が悪いから、みんな一生懸命なんだよ」
へー。考えてるんだね。

サイコロの出目に一生懸命も何もないと思うが、ちゃんと全員が一応楽しめるルールになってるのは凄いな。全員つっても多分3人。
あと、捕まった人が悪いとか言ってるけど、ケンカもせずに遊べていたようなので、みんなこのルールに納得していたんだろうね。

◯◯ちゃんがハンターに捕まったー!とか、捕まりそうだったけどなんとか逃げ切れたー!とか、いちいち跳びはねながら大いに盛り上がっていたんだろう。
その様子が容易に想像できた。
きっと1ゲーム当たりの時間はすごく短いから、その短いスパンで何回も何回も全力で盛り上がっていたんだろう。
そりゃ汗もかくはずだわ。
 
それにしても、息子とおともだち、本来のすごろくとは別に、ちゃんとゲームとして成立するオリジナルルールを作って遊べるようになったんだな。脳味噌の成長、すげえ。来年は1年生だもんな。成長してるはずだわ。

あと、室内でも(結果的に)体を動かして楽しく遊べるの、男の子ならではだな。いつでも全力だもんな。
男の子ならではというか、幼児期ならではなのかな。
※昨今、男の子はとか女の子はとか言うと角が立ちそうなので、一応予防線張っとく。最終的には個人の性質だと思うけど、やはり男の子と女の子では基本的に性質が違うもんだと思うよ。娘と息子とその同級生たちをざっくり見てきたけど、ざっくりの傾向はある。
 
全力少年
※これは息子を見てるとたまに言いたくなる。