王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

ぶり

「ぶりはすごいな おいしいな」
三年一組 山本金魚
 
 魚は、全部おいしいけど、その中でも、ぶりはすごいです。どうやって食べても、おいしいからです。
 焼き魚なら、ほっけが一番好きだけど、ほっけは、おさしみでは食べられません。(注1)
 おさしみなら、ぶりと、まぐろの中とろが好きだけど、まぐろは焼いたらおいしくないです。わたしは、たいのおさしみも好きです。たいは、焼いてもおいしいです。しかし、にたたいは見たことがありません。(注2)
 ぶりは、焼いても、おさしみでも、おいしいです。そして、大根といっしょににて「ぶり大根」にしたり、しおでやいても、てりやきにしても、おいしいです。

 いろんなおりょう理をしておいしいのは、ぶりが一番です。さけも、おさしみとしお焼きと、フライにしてもおいしいけど、にたさけは食べません。(注3)
 きのう、お母さんが、安くなったぶりのおさしみを買ってきました。それを食べたら、あまりおいしくありませんでした。黄色いシールがはってあったので、いきが悪くなっていました。あまりおいしくないのに、あぶらがねっとりしていました。
 お母さんは、「だめだこれ、焼くわ」と言って、フライパンで、おさしみを焼いて、しおをかけていました。それを食べたら、おいしくなりました。ぶりは、しお焼きでもおいしいです。おさしみのしょう油をつけても、おいしかったです。もし、おいしくないまぐろのさしみだったら、焼いてもおいしくならないので、ぶりの方が良かったです。
 
 こんど、また、スシローに連れていってもらって、ぶりのおすしをいっぱい食べたいです。
 
 終わり
 
 
(注1)ほっけの刺身、大人になってから内地の居酒屋で見たことがありますが、あまり一般的ではないように思います。北海道で新鮮なほっけが手に入る家に生まれた私でさえ、刺身では食べたことありません。むしろアレを生で食べるのは抵抗があります。おいしいのかな。
 あ、余談ですが、昔物議をかもした「ほっけの煮付け」は、北海道では(少なくとも我が家や周りの家庭では)ごく一般的に食べられています。私、煮魚の中ではほっけが一番好きかも。

(注2)「にたたい」は「煮た鯛」のことです。小学3年生は平仮名かなと思って書いたら、わかりにくかったです。
 鯛も煮付けってするんですね。小学生時代の私は知らなかったので、敢えて「見たことがない」と書きました。
 
(注3)鮭も、宮城県名物「はらこ飯」にする際、醤油味で煮るんですね。子どもの頃は知らないことがいっぱいあったなあ。ていうか、子どもの頃に食べたことある「石狩鍋」も、鮭を煮た料理と言えるのでは?
 
 本当に終。