王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

子どもの視点

先月、うちの3歳児がひどい夏風邪にかかりました。熱がなかなか下がらないので抗生物質が処方されました。抗生物質はけっこう苦いらしく、うちの3歳は嫌がりました。
「じゃあチョコアイスにまぜまぜしてあげようか。チョコアイスに混ぜたらお薬おいしくのめるよ?」と提案するも、首を横に振る3歳児。
普段ならチョコアイスは好きなはずなのに、何故なんだろう。
私が困っていると、上の子7歳が3歳児に「おくすり混ぜたらアイスがまずくなるから嫌なの?」と聞きました。
3歳児は、首を縦に「うんっ」と振りました。
その発想は私にはなかったー。
 
大人はどうしても「薬を美味しくすること」を主眼に置いて何かに混ぜようとしますが、子どもからしてみればその「何か」が主体である場合があるんですね。せっかくのチョコアイスに薬なんか混ぜられてたまるか、と。
それに気がついたお姉ちゃんもグレートです。超ファインプレーです。
勉強になるわ。
 
その後、3歳は私の正攻法の説得「これをのむと元気になれるよ、のんだらお熱下がってまた遊べるようになるよ」を受け入れ、普通に薬をのんで元気になりました。