王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

ラグビーのはじまり

今日なんとなくテレビでラグビーワールドカップの試合を見てたら思い出した話。
むかしむかし、イングランドラグビー校っていう有名な学校で、フットボールの試合中にボールを持って走り出しちゃった少年がいたそうだ。それがラグビーの起源とされる。

結構有名な話だと思う。
 
私いつも考えるんですけど、これ多分、名門校のエリート学生が同レベルの集団の中でやったから、「おもしれえじゃん」「新しいルールでやってみようぜ」ってなったんですよ。
例えばスラム街の貧乏人が同じことしたら、「お前なにボール持って走ってんだよ」「ルール知らねえのかよ」「ほんとお前は××だな」とか言われて終わりだと思うんです。
せっかく面白いことしても芽が出ないの。芽が出ても摘まれちゃう。
 
環境って重要だな、と思います。
例えばフィギュアスケート。名古屋とか仙台とかに住んでる人なら練習環境があるし割と身近なスポーツだと思うんですけど、大半の田舎に住んでる人にとっては、フィギュアスケート、そもそもアイススケート自体、やってみようとも思わないはずです。
触れる機会すらないから。
 
都会はいろんなチャンスがあるなーと思います。が、田舎ならではの体験、都会では体験できない毎日があるし、都会のいいところと田舎のいいところ、都会の嫌なところと田舎の嫌なところは違うので、一概に都会がいいとばかりも言えない。
田舎でも都会でもない中途半端な地方都市でも、なんかそれなりの良さがあるはず。

※適当こいてますが、あながち全てが適当というわけでもないです。その人その人なりの人生経験を、それぞれ積むのです。
 
ラグビーの起源の話だけど、ジョージ・ワシントンが桜の木を切っちゃった話も同じなんだよね。
初代アメリカ大統領ジョージ・ワシントンが少年時代に、お父さんが大事にしてた桜の木を切っちゃって、正直に謝ったら「よく正直に言った、偉いぞ」って許してもらった話。

これ父親が偉いですよね。そんじょそこらの親だったら、「お前どんなつもりで桜切ったんだー馬鹿野郎!俺がどんなにこの木を大事にしてたか知ってただろ!ええ?知らなかったわけないだろ!どうしてくれるんだ!」ってなりません?私なら言う。私はワシントン父のような立派な人間ではないのだ。
(後で諦めて許して反省する。)
 
ニュージーランド強いねえ。