王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

同じ書き出しから始まる パート2 連帯責任編

ある日、娘が、「連帯責任」の名の下にクラス全員怒られたとぶつくさ言っていた。
「連帯責任って、一番嫌いな言葉だよ」と娘は言った。
なるほど。

私の一番嫌いな言葉は「大掃除」かなー。
娘にそれ言ったらややウケた。

怒ったのは担任ではなく、応援で入っている教務主任とのこと。
それにしても「連帯責任」って言葉。私も嫌いだわ。悪いことしてる奴は特定の数人なのに、なんで関係ない人(←自分もそっち側という前提)まで叱られなきゃいけないんだ。
ここではっきり「関係ない」と思っているので、「連帯」に納得がいかない。

娘は、「連帯責任って何なの?私に何の責任があるの?」って言ってた。

私の考えは前述の通りだから、返答に困るねー。
 
だけど親としてはなんか言わなきゃいけない。
 
私「何だろうねー。同じクラスになった仲間だから、仲間が悪いことしてたら、仲間が注意して何とかしろってことじゃない?」
私「でも同じクラスだからって仲間でも何でもないんだけどねー。たまたま一ヶ所に集められた何十人っていうだけで、仲間でも友達でもないのにね。友達じゃない人は友達じゃないよねー。」
私「先生も一人一人指導するより、まとめて怒った方が楽だからそうしてるんじゃない?」
私「きっと、同じクラスになってしまったんだから、それを仲間と見なして、仲間どうし助け合って、みんなで仲良く何とかしろって言いたいんだよ。」
私「ってね。お母さんの立場として、先生が間違ってるとは言っちゃいけないから、こう言っとくよ。本当はお母さんも納得いってないよ。」
私「もしかしたら先生だって、先生の立場があるから、仲間とか連帯責任とか言ってるだけかもしれないよ。」

正直すぎたかもしれない。風通しが良すぎたかもしれない。小4に言うことじゃなかったかもしれない。そして私の思想が入りすぎていたかもしれない。

しかし娘は言った。

娘「知ってた。」←立場云々の話のこと

そりゃ話が早ぇや。

今も昔も、先生及び学校って変わらないんだな。

ちなみに、娘のクラスが騒がしいのは相変わらずのようです。少しだけ落ち着いてきたようでもあります。
それに対する娘が、「諦める」という新たなフェーズに入った模様です。
問題はほとんど解決していないし、諦めることの是非は置いといて、娘が以前ほど登校を嫌がらなくなったし、ストレスも軽減したようなので、それだけは良かった。