安い男児服についてるワンポイントの車の絵が好きだ(しかし高い服のことはよく知らない)。
男の子向けには車の絵でも描いとけば喜ぶだろーみたいなやっつけ感が最高である。車以外にも飛行機やロケットとか恐竜とかのパターンもあるけど、やっぱり車がいいなー。
「男児」といえば車!飛行機!恐竜!
「女児」といえばハート!うさぎ!プリンセス!
みたいな。
写真の服にはホイールローダーのワッペンがついている。
※これはホイールローダーであってブルドーザーではない。アシがキャタピラなのがブルドーザー、タイヤなのがホイールローダーだ。子どもを持つと変な方面に知識が広がって面白い。
ワッペンっていうのもまた良くてね。刺繍とどっちがコスト安いのかは知らないけど、ワッペンは後から縫い付けるパーツであるが故に、より一層の「取って付けた感」が増す。
そして何だ「WORKING」て。この適当な英字ロゴも安物子ども服の「良さ」である。ダサさの極致とも言う。
この服を息子に着せるだけで「ステレオタイプの男児っぽい男児」いっちょあがりである。変にスカしていない、何の変哲もないフツーの田舎者の3歳児のできあがり。
これから大きくなると、こういう“いかにも”な服は似合わなくなってくるし、本人の好みも出てくるんだろうな。だから今のうちにこういうのを着せて親のエゴで楽しみます。
子どもらしい服が似合うのは子どものうちだけよ。