王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

ある意味で公私混同

作ってみました。
 
こういうお洒落なアイテムを作るのが趣味だったら、女子力とかいう謎の隠しパラメーターに2ポイントぐらいプラスされるんだろうなー。
 
写真のハーバリウム、作ったというのは本当です。左が私の作品で、右が娘の作品です。意図せず似通った構成になってしまいました。センスが似てるのかしら。二人とも初めて作ったわりには、なかなか綺麗でしょ。
 
娘のクラスの親子レクリエーションで、学校に講師を呼んで、みんなそれぞれ1本ずつ作ったんです。
私はこういうイベント、どうやったら上手くできるか考えながら、けっこう真剣にやります。真剣にやった方が楽しいからです。どうせ拘束されてる時間、楽しんだ方がお得っしょ。

使うドライフラワーを並べて、完成をイメージしたら、長いピンセット(個人的にときめきアイテム)で瓶に詰めます。そしたらオイルを流し込みます。
今日使ったオイルは粘度がやや高めのシリコーンオイルで、空間を活かすことができるのだとか。

……ほう。←何かのスイッチが入った。

私はシリコーンオイルにはちょっと詳しいぞ。仕事で使うことあるからな。
あと、オイルに工業部品を沈めて耐性試験をやったりもするから、ドライフラワーを瓶に入れてシリコーンオイルを注いだらどう浮くか、だいたいイメージできるんだぞ。
私の作品(左)、上の方にカスミソウを多めに詰めてるのは、浮き防止のためだぞ。

「瓶を斜めに傾けてオイルをゆっくり注ぐ」って言われたけど、その理由だって言われなくても知ってるぞ。花の上からオイルをかけたら、花びらの下に空気が溜まっちゃうんだぞ。だから、底から上に向かって瓶を埋めていく感じでオイルを入れるんだぞ。
 
実際にオイル入れたとき、思ったより粘度高くて、講師の先生に「このオイルの粘度、3,000csぐらいですか?」って聞いたら「……そうです」って言ってたけど、さぞ不審に思われただろうなw

ウザいっしょ私。
でも、「なんかの原理原則」があって、やってみて、考えた通りの結果が出ると、すごく嬉しくなるの。
仕事もこの姿勢でやってる。楽しんで問題が解決できるとか、素晴らしくないっすか?
※仕事じゃそうそう上手くはいきませんが。
 
下町ロケット」をご存知の方は、球のコースとかめちゃめちゃ考えながらボーリングやってる佃さんを見た島津さんが「そんなんで楽しいですかー?」って言ってるシーンを思い出して下さい。

楽しいんだよ。ハーバリウムを作る私は明らかに佃さんタイプ。
 
ちなみに、娘はお遊び程度にいけばなを嗜んでおりまして、お花を配置するセンスはそこで培っておりますのよ。オホホ。
 
さて、今年のレクはハーバリウムでしたが、去年はアイシングクッキー作りでした。保護者の方々、女子力高そうな人多いな。
クッキーとアイシングシュガーは講師の先生に用意して頂いて、みんなはクッキーの上にシュガー垂らして絵を描くだけ、っていうのをやったんです。
私、絵心にはさほど自信はないのですが、アイシングシュガーは粘度の高い液体です。
 
……ほほう。←何かのスイッチ。
 
この粘度、多めに盛ってあとは平らになるのを待てばいいタイプのやつだな。知ってるぞ!

右が私の作品「すみっコぐらしのしろくま」。絵に自信がないので簡単なのにした。左は娘ので、キラキラ感と立体感は小学校低学年女子らしさが出てる。

初めて作ったわりにはよくできてるでしょ。先生にも「お母さんお上手ですね」って言われたよ。
会社の後輩(すみっコ好き)に見せたら「売ってるレベルですよ!」って言われたよ。それは流石にお世辞が過ぎるけど、悪い気はしないな!
 
粘性材料のことなら、私にまかせとけーーー!(天狗)
 

ハーバリウムのオイルやらアイシングクッキーのシュガーを「粘性材料」って言ったせいで、私の女子力は-30されました。