王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

我が家のトイレットペーパー事情

いやぁ~大変ですねぇ。
新型コロナウイルス流行に端を発したトイレットペーパー買い占め品切れ問題。

なんでも、「中国産の安い原料が入手できなくなるからトイレットペーパーの生産が止まるらしいぞ」というデマが流れ、みんな買いに走っちゃったらしい。
実際にはトイレットペーパーの原料は98%が国産なので、生産が止まるなんてことはないらしいです。
※後で読んでもわかるように、敢えて詳しく書いています。

昨日の夕方のニュースでそれを知り、娘の習い事ついでにスーパーに行ったら、見事にトイレットペーパーの棚が空っぽでさ。思わず「フハッ」て笑ったら、前を歩いてた男性に振り向かれてしまった。

何だこれ、日本人はパニックに陥るとトイレットペーパーを買い占める習性があるのか?オイルショック、大震災、消費税増税……いや震災のときはマジで物資を確保しないといけないから問題が違うけど。

デマを信じて買い占めに走るそそっかし屋さんは、全体のうちの一部だと思うんですよ。残りの人は「やべっ、デマのせいでトイレットペーパーなくなっちゃう!」って言って確保に走った人。

今日別のスーパーに行ったら、出てくる人が手に手にトイレットペーパーを持ってた。「おっ」と思って私も1パック買っちゃったわ。デッドラインではなかったけど、ストックが乏しかったんだもん。
品出ししたそばから売れていくようだった。お一人様2パックまで。

デマというやつ、信じても信じてなくても品切れは発生する。実に罪深い。
今回のは「誤報」だったらしいが、裏を取らないで発信してしまった情報は「デマ」だよ。

トイレットペーパーだけでなく、オムツや生理用品にも同じ現象が起こっている。
昨日行ったスーパーでも、私が見ている前で、オムツを大量に買っているおばあちゃん(らしき人)がいた。小さめサイズのオムツだったので、赤ちゃんってすぐ大きくなるからそれ全部使い切る前にサイズアウトするかもよ……と余計な心配をしてしまった。

ところで、うちではトイレットペーパーを2種類使用している。
1つはシャワートイレ対応ダブルエンボス。夫と子どもたちが使う。
もう1つは、コープの芯なし100%再生紙シングル。私が使う。トイレットペーパーは紙の用途の最終形態なのでピュアパルプなど贅沢であり、芯も紙資源の無駄、という信条で、私だけが使っている。
トイレットペーパーを巡り私と夫の方針が衝突したので、両方使うことにしたのだ。

今日買ったトイレットペーパーはダブルエンボス。夫と子ども用。
私の芯なし再生紙シングルは、来週大量に生協から配達されてくる。ちょうどストックが切れたので。
 
だったら何故今日ダブルエンボスをわざわざ買ったのか。
それは、生協のトイレットペーパー欠品という事態に備えてのことです。
あと、あんまり考えたくはないですが、私が仕事で不在の平日に「トイレットロール」と書いたダンボール箱が家の玄関先に置いてあったら、出来心を起こしちゃう近隣住民がいないとも限らないからです。
 
こういう疑心暗鬼を起こさせるのがデマというやつです。
ほんとやだねー、デマって。