王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

さくらんぼ算はわかりにくい。

小1息子は、おべんきょうがわりと得意みたいだ。小1だから今後はまだわからないけど、私や夫やお姉ちゃん(上の子)はおべんきょうがわりと得意だから、ちゃんとやれば遺伝的にそこそこ行けるんではないだろうか。様子を見よう。

息子は今、算数で繰り下がりのある引き算をやっているが、宿題のドリルやプリントを確認する限り、凡ミスがなければちゃんと解けている。
しかし、毎回間違えてるコーナーがある。

それは
さくらんぼ算の解説問題」。

こういうやつだ。

上の写真では、間違ってるのを直させた後だから正解が書いてあるが、赤枠部分にはもともと「1と9で10」という頓珍漢な答えが書いてあった。
それができないから息子は計算が苦手なのかというと全然そんなことはなくて、下の「2.  けいさんを しましょう。」のところは全問正解している。

つまり、息子は、計算はできる。但し、「さくらんぼ算」で計算していない。
私はそれでもいいと思う。

それでもいいんだけど、「さくらんぼ算の解説問題」が宿題プリントやテストに出るのだとすれば、そのやり方は覚えなくてはならない。

だから、私は息子に「さくらんぼ算」を教えようと思った。

私 「4から9は引けないから、14を、10と4に分けるね」
息子「うん」
私 「10から9を引くと、1になるね」
息子「うん」
私 「1と、……あれ、これどうやるんだ。10から9引いたあとどうすんの?お姉ちゃ~ん!!ヘルプ!!」

なんてこった。
私が小1だった時代は40年以上前の話だ。その時は「さくらんぼ算」は習わなかったと思う。いや、私が覚えていないだけで、習ったのかもしれない。さんすうセットのブロックとか使ってやったのかもしれないけど、14から9を引いたら5になることを、私はなんとなく直観で理解してたんだと思う。または九九みたいに暗記してたか。多分暗記してた。暗記は得意だった。

14を10と4に分けて、10から9引いて、残りの1をどうするの……?と、プリントに載ってるタヌキに助けを求めてみるが、このタヌキ、上のブロックが示している以上のことを言っていない。


聞きたいのはそこからなんだよ。もうブロックがそうなってるから、それはわかってるんだよ。14を10と4に分けたその後、10から9を引いた後をどうするか知りたいんだよ。この役立たずタヌキ。何のためにいるんだよお前。14を10と4に分けてるだけじゃねーかお前。役立たず。このタヌキぜんぜん意味ねえじゃねえか。

多分、私の場合、14を10と4に分けて10から9を引いた残りの1を、4に「足す」ことを、脳がなかなか理解してくれないんだと思う。引き算なのに足す作業があることに物凄い違和感がある。だから直観的な理解を妨げる。

引き算をするときは引く=減る一方であってほしい。

息子がどう思ってるかは知らない。
が、息子もこの「さくらんぼ算」を理解してないところを見ると、彼なりに何らかの方法で計算をしているのだ。

このプリントは、お姉ちゃんの助けを得て完成させた。
では、小1当時、お姉ちゃんがこういう問題をどう思ってたのか聞いてみると、「あーはいはい」だったそうだ。
「14-9は5だって直観的にわかるんだけど、授業がさくらんぼ算を教えるのならば、そういうやり方を覚えましょう」という心境だったらしい。
お姉ちゃんが小2のときのおはなしがこちら。直観的に得た答えから考え方を逆算していたそうだ。

yamakinkin.hatenablog.com

数の概念がわかっていて、計算問題を正解できればそれでいいと思うんだけど、「考え方を問う問題」がネックになるのは落とし穴ですね。

それ以外の考え方で正解を導き出す子もいるのにね。
さくらんぼ算、わかりやすいの?

11月ってこんな忙しかったっけ。

11月、毎週何かしら予定が入っている。私にしては珍しい。
リア充パリピの方々の中には、予定がみっちり入っていないと不安だという人もいるようだが、あいにく私はそのタイプではない。何もないのが幸せで、むしろ何か一つでも予定が入っているとそれに気を取られて落ち着かなくなる。

そんな人間が、毎週、多い週は2つも3つも予定を入れられているのである。
「今週末は何をするんだっけ」「明日は何だっけ」「今週〇〇だ!……いや、〇〇は来週だった……」「あばばばばばば」とか、常に頭の片隅で考えてしまっている。脳のリソース食われまくりである。
あと、私は休日はできるだけ朝遅くまで寝ていたいので、休日午前中に予定が入っていると、それだけで嫌な気持ちになる。

11月の予定一覧(済んだやつも、これからあるやつも)

・子どもたちの小学校の学習発表会
・子どもたちのマラソン大会(休日朝なのに通常時間に登校だし、お迎え必須)
◎マラソン大会が日曜なので、翌日月曜が繰り替え休日
◎子どもたちの授業参観
◎子どもたちの個人面談(保護者が学校行って担任と話すやつ)
◎家族全員 新型コロナワクチン接種
・家族全員 季節性インフルエンザワクチン接種
・息子の空手の大会
・娘の英会話教室の検定試験
◎(・なぜか子どもたち給食なしでお弁当を作る日)


プライベートな予定だけでこれだ。これらのうち◎印が平日の予定だ。基本的に私が有給を取得しないといけないやつだ。なんで参観と面談が同じ月にあるんだよ。もっとバラけてくれよ。

仕事関係も含めると、社内研修が2つ3つ入ってたり、お客様との打ち合わせが入ってたりで、「この日は休めない」という日がある。まあ、熱が出たりしたら休むんですけど、そうでない限りはなるべく休みたくない。
その予定とプライベートの予定を合わせてスケジュールを考えなければいけない。

そして、私をはじめとした日本全国のおかあさん会社員は、おそらく有給休暇がカッツカツである。毎年カッツカツである。私の有休、今年度はあと6日ぐらいしか残ってない。
有休は主に子どもたちが病気になった時に使うが、上記11月の予定にある「参観」「面談」、こういうやつでボリボリ減っていくのが地味に痛い。たまには自分のリフレッシュのために使いたいものだ。
夫は単身赴任中なので、平日の中日は頼れない。

だからもういろいろ考えるよね。

幸い、私の(だいぶホワイトになってきた)勤務先では、コロナワクチン接種日と副反応で体調崩して休んだ日は有休とは別カウントの特別休暇扱いになるのである。だから、コロナワクチン接種を授業参観の後にドーーン!
実は接種日が11/22なんだけど、翌23日(祝日)は私が出勤日で子どもたちが学校休みの予定だ。本来なら私が有休取って子どもたちと家にいる日なのだが、私がコロナワクチン副反応で休んだら特別休暇扱い!
つまり、有休が減らない!
※副反応が出なかったとしてもそこは……(ゴニョゴニョ)……

あと、子どもたちの季節性インフルエンザ予防接種は土曜日にやろうと思ってたんだけど、かかりつけの小児科では土曜日の予約が埋まっちゃってて、平日になってしまった。
じゃあ個人面談の日にそれぶつけたらいいじゃんドーーン!

 

ってな感じで、もう必死ですよ。有休減らしたくないんですよ。

全国のおかあさん会社員は、きっとみんな必死です。おとうさんも必死かもしれませんけど、現状、今の世の中では、一般的におかあさんの負担が大きいような気がするんです。これから良い方に変わっていくといいけどね。

これ以上予定外のことが起こって有休が減りませんように。こればっかりは祈るしかない。

私の実家のグラタンにはしいたけが入っている。

グラタンにしいたけ、なんでかなと思うでしょ。私もわかんない。母に聞いてみないとわかんない。
マッシュルームの代わりに入れたのかな。私の地元のような田舎では、生マッシュルームなんてほぼほぼ売ってないから。

なぜだかしいたけが入ってるグラタン、ガチで美味いっす。
母の家庭料理の中で一、二を争う美味しさです。なんなら私の「おふくろの味」はグラタンです。あとピザトーストです。
参考

母が生きているうちに、あの味を後世(子どもたち)に伝えたい!
というわけで、母にレシピを聞きました。そしたら、普段目分量でしか料理しない母が、いつもの作り方をわざわざ計量しながらやってくれて、私に分量を教えてくれました。

サンキュー母。

しいたけ入りグラタンの美味しさを私はあまねく全ての人に伝えたいので、レシピと調理手順を書きます。

バターと調理時間をふんだんに使う、ガチなレシピです。皆様もお時間がある時にお試し下さい。

カモン。

 

【しいたけとチキンのマカロニグラタン】

〇材料(4~5人分) ※うちは昔、家族多かったんですよ。

 しいたけ 1パック(5~6個)
 鶏もも肉 1枚
 乾燥マカロニ 100g
 玉ねぎ 120g
 バター(可能な限り雪印バター)(ホワイトソース用) 80g 
 牛乳 900mL
 薄力粉 90g
 ローリエ 1枚
 塩 だいたい大さじ1弱(私も適量を模索中)
 胡椒 少々
 バター(トッピング用) 5g×グラタン皿の数
 粉チーズ 大さじ1×グラタン皿の数
 パン粉 大さじ1/2×グラタン皿の数

〇手順

1) マカロニを茹でておく。
2) しいたけを4mm幅にスライスする。
3) 鶏もも肉を小さめの一口大に切る。目安:厚さ任意×長さ25×幅4mm。
4) 2)3)のしいたけと鶏もも肉を、サラダ油またはバター(分量外)、塩コショウ(分量外)で炒め、火が通ったら皿に取る。
5) 粗みじん切りまたは薄切り(お好みで)にした玉ねぎを、バター80gで、しんなりするまで炒める。
6) そこに小麦粉を少しずつ投入し、なるべくダマにならないように練り練りしながら2~3分くらい炒める。
7) 混ぜながら牛乳を少しずつ加えた後、塩・胡椒・ローリエを入れ、焦がさないようにかき混ぜながら弱火で7~8分煮込む。最初はシャバシャバだけど、やがて嘘みたいに粘度が増してくる。これでホワイトソースのできあがり。
8) そのホワイトソースに、1)のマカロニと4)のしいたけ・鶏肉を投入し、混ぜる。ローリエを取り出す。
9) グラタン皿に8)を入れる。
10) そこに粉チーズをかけ、更にパン粉をパラパラと散らし、トッピング用バターを乗せる。
 パン粉とバターで、まろやかなグラタンにサクサクの香ばしさが加わります。
11) 焼く。
 オーブントースターなら740Wで15分くらいが目安、焦げ目が足りなければ時間を延長するかW数を上げて焦げ目をつけると良い。

〇完成図。
 ほぅら。これが昭和の家庭料理の洋食じゃい。


〇ポイントとコメント

1) 敢えてとろけるチーズは使っていません。なぜなら、母がこのレシピを開発した時代には、日本ではピザ用などのとろけるチーズは一般的ではなかったからです。そのかわり、粉チーズをたっぷり振ります。
 でも、とろけるチーズを使っても美味しいです。

2) うちの子どもたちも夫も、「しいたけがウマぁ!」って言います。このグラタン、全体的に美味いんですけど、とりわけしいたけが美味いんです。きのこ大好き小1息子が絶賛してました。

3) レシピを送ってくれた母のコメント「バターと牛乳は雪印を使うと味が違うと思います」だそうです。
 母は雪印信者です。私もバターに関しては雪印信者です。
 ですので、バターはなるべく雪印を使って下さい。マジで、雪印バターでないと母のグラタンの味が再現できない気がする。

4) ホームベーカリーでパンを焼く際、イーストを入れ忘れて、ギッチギチの小麦粉の塊ができることがあります。その塊をなんとか食べる方法はいくつかありますが、「マカロニ代わりにグラタンに入れる」も選択肢の1つです。
 しいたけと鶏肉と一緒に、グラタンにしてみませんか。

 

しいたけ嫌いな方はごめんなさい。
マッシュルームまたは別の具材をお試し下さい。

見ているようで見えていない話

通勤経路に歯科医院がある。毎日毎日、朝と夕方に、その歯科医院の青い看板を見ていた。

歯科医院の名前は、「鈴木歯科医院(仮)」みたいな感じの、おそらく院長の苗字をそのままつけた、何ら特徴のないものだった。
それが先週から突然、「マハロ歯科医院(仮)」みたいな名前に変わっていた。看板も青から緑色に変更されており、歯がモチーフだったロゴマークは南国風のマークに差し変わっていた。

急にどうした。そしてなぜその名前……というよりも、
前の名前、何だったっけ??

毎朝毎夕、10年以上も見続けていたのに、変更前の名前が全く思い出せないのだ。

かかりつけでもなければ今後かかる予定もない、隣町の、全く興味のない歯科医院なので、仕方ないといえば仕方ない。でも、10年以上も毎日見てたはずなのに全く思い出せないなんてことある?
ロゴマークが歯だったことは覚えてるのに。青い看板で、何ら特徴のない名前がゴシック体で表示されていて、下にローマ字表記で「〇〇〇〇 dental clinic」って書かれてたのも覚えてるのに。

今日、その歯科医院がある町の人に答えを聞くことができた。答えを聞いたら「ああああーーーー!」ってなった。聞いたら完全に思い出した。
例えば「角田」という漢字だったら「かくた」とも「つのだ」とも「すみだ」とも読めると思うんだけど、その歯科医院の名前も、読みが何パターンかあるタイプだった。私は最初パターン1だと思ってて、ある日看板に書かれているローマ字表記を読んだらパターン2だったと知ったやつだ。

そういう認識も持ってたはずなのに、急に名前が変わったら、前の名前を全く思い出せないでやんの。

人間の記憶なんて実に頼りにならないもんですね。見ているようで実は何も見えていない。
あ、「人間の記憶は」だとさすがに主語がデカすぎるかな。

「私の記憶は実にポンコツです」

 

これさあ、「最初からマハロ(仮)だったよ」という世界線もある気がしない?

「マハロ歯科医院(仮)」の看板を見た私が「何だこれ、変なの」「そういえば変更前の名前って何だったっけ」と思って、その歯科がある町の人に「最近マハロ(仮)に名前が変わった歯医者さん、ありますよね」って聞いたら、「え?あそこは私が子どもの頃からずっとマハロ(仮)だったよ?」という世界線
私だけが変更前の「角田と書いてかくただと思ったらつのだだった歯科医院(仮)」の記憶を持っているのに、他のみんなは「あそこはマハロ(仮)以外ありえない」と思ってる世界線。「そんな……じゃあ私の記憶は?つのだ(仮)の記憶は何なの?」という世界線

そうだったら楽しいなーフフフ、という妄想をしながら会社に向かって車を走らせていたら、路肩の、歩道の縁石のところに、コキアがいくつかぽんぽんと生えていて、中途半端に赤紫に色づいてたんですよ。
(参考画像・他所から拝借したもの)

この時期、コキアはいい感じに色づきますね。
でも私が見た通勤経路の縁石のコキアには、今日初めて気がつきました。
多分、コキアは何年も前からそこに生えてたんですよ。昨日今日突然出現したわけではありません。なんなら昨日もそこを通ったので、見たはずです。
なのに全く記憶にないの、おかしくないですか。コキアが色づく「この時期」は、何年も繰り返し訪れているというのに。

はい。

「私の記憶は実にポンコツです」

 

生活のストレス(生きてるだけで自動的に蓄積されるストレス)と酒で脳味噌やられてるんかな。

生活水準とこだわりどころの話

「購入する卵と牛乳の値段を見ればその家の生活水準がわかる」なんて言われているようです。どっかで見た。

それで言ったら、うちはかなり貧困家庭みたいだな。

私は特に卵にも牛乳にもこだわりがないので、それぞれ一番安いのを購入しています。

卵は10個入り1パック98円~178円(特売~やや安売り価格)のミックスサイズ卵。198円までなら出しますが、それ以上に値が張る高級卵は買いません。

牛乳は1L158円のを買ってます。成分無調整の全乳というところだけはこだわっていますが、銘柄にも産地にもこだわりはありません。保育園で「明治おいしい牛乳」の味を知った息子に「おいしい牛乳買って」って言われることがありますが、「あれは高いから嫌」と言って断っています。「おいしい牛乳」は218円くらいします。たまになら買ってやるとするか。
「おいしい牛乳」ってネーミングはズルいなあ。いかにも美味しそうだし、「おいしい」は園児でも読めちゃうもんなあ。そりゃ覚えてくるわ。

最安値の卵と牛乳で満足している我が家ですが、実際のところ、決して貧困家庭ではありません。共働きで、ある程度年齢も行ってるので、平均以上くらいの稼ぎがあります(但し現住地基準)。
子どもたちには「うちは決して金持ちではないが貧乏でもない」と説明しています。実際そういうレベルです。

単純に、卵と牛乳にこだわりがないだけです。

そのかわり、こだわるところにはこだわります。

乾燥わかめ。
 リケンのふえるわかめちゃん三陸産しか認めません。肉厚でぷりぷりで美味しいのです。
 リケンのわかめスープは中国産わかめ使用ですが、あれはスープ自体が美味しいので許します。むしろ、↓

わかめスープ。
 リケンしか認めません。

ツナ缶。
 はごろもフーズのシーチキンLしか認めません。これは特定のスーパーで、月イチで3缶パック298円で売ってるので、それを買ってストックします。

味噌。
 地元メーカーの、1kg400円前後のやつを買います。私はそれほど味噌汁が好きではなく、美味しくない味噌汁なら無い方がいいとすら思っているので、自分が納得できる美味しい味噌汁を作れる美味しい味噌を模索したらこれになりました。味噌にこだわる割に、出汁はほんだしですが、ほんだしは美味しい。

あ、粉末だしの素。
 ほんだししか認めません。

あらびきウインナー。
 シャウエッセンしか認めたくないですが、安いときはたまにグランドアルトバイエルンと浮気します。ハムなんかはトップバリュのやつで満足なんですが、あらびきウインナーはこの2強以外譲れません。そのわりにそのままパキッと食べず、だいたい輪切りにしてチャーハンやナポリタンやジャーマンポテトに入れてます。

食パン。
 トップバリュの安いやつでは満足できず、超熟や本仕込は高い。そもそも市販の食パンは甘すぎる。主食としてあの甘さは邪魔。だからホームベーカリーで自分で焼くことにしました。コスパと味の妥協点を求めた結果、「自作がベスト」という結論に至りました。ざっくり原価計算したところ、自作食パンは市販の食パンと比較してそれほど安くありません。が、自分が食べたい甘すぎない食パンが作れるし、焼き立てを食べられるんだから、その意味では価値があります。裏面が全面耳になってるパンも食べられるしね!
 真のパン好きは、この「裏面全面耳の食パン」を愛しているのです。
 参考:これ↓の中盤以降

他にもあるかもしれない。

私には卵と牛乳へのこだわりはないけれど、いくつかの食品に対してかなりこだわりがあります。特に味噌だな。夫は1kg100円台のだし入り味噌で十分満足だと言うんだけど、私が納得しません。
98円のミックス卵や158円の牛乳を買ってるくせに、そこは譲れないんです。

エンゲル係数」と同じく、こだわりの多様性の前には、卵と牛乳価格=生活水準なんて指標は無意味ですね。
エンゲル係数……中学か高校の社会系授業で習う、家計における食費の割合。エンゲルさんが提唱してた時代には、食費の割合が高い=他のことにお金を使えない=貧民、という図式が成り立ってたわけだが、消費のあり方が多様化した時代においては、そうとも言い切れない。

 

※今回は、いつにも増して私の主観に基づいてお送り致しました。

時間が足りない

やってみたいことがあります。

HM/HRヘヴィメタル/ハードロック)専用のブログを開設することです。


ただ好きで長年聴いているだけで専門的な知識もマニアックさも大して無いんだけど、好きなものを好きと言うだけ、ただ単に私の好きを発信するだけのブログを作りたいんです。
おそらくあまり読んでもらえないでしょう。HM/HRというジャンル自体がマイナーだから。


実は、ここはてなブログで、メタルのアルバムをひたすら紹介するブログに出会いました。アイコンが私の大好きなAlcestの1stアルバムのジャケ写だったので、脊髄反射で読者登録しました。ログインしてる日は毎回チェックしています。

その方は凄いです。毎日何枚かのアルバムを紹介されており、その勢いは衰えることがなさそうです。多彩なジャンルの、ものすごく沢山のアルバムをご存知です。
もし私がそのペースでやったら、2年持ちません。更に私の場合は好きなジャンルやバンドが偏っているので、どうしても単調になっちゃうと思います。

だがしかし、そんな知識量豊富な方の紹介するアルバムの数々が、なんと、私の持ってるアルバムとほとんど被っていないんです。私の持ってるのが紹介されていたときは、嬉しいので☆を付けます。
HM/HRというジャンル、どれだけ広くて深いのだろう。索敵範囲がものすごく広そうな人をしても、私の活動範囲をカヴァーしきれていないなんて。

……これ、私がブログ作ってもいけるんじゃね?
王道を行ったらアルバム紹介ブログの方にはとても敵わないから、敢えて独自路線を行く。
どうしてもHM/HRは暗黒とか硬派なイメージで、黒や暗色を取り入れてる人(公式もファンサイトも)が多いから、私はピンクで行こうかな。
あと、HM/HRを聴いてて紹介までする人はマニアックで生真面目な人が多く、文章の語り口もガッチガチなのが多いから、私は敢えておばちゃん口調全開で行こう。ここのブログでやってるような感じでもいい。
アイコンは、白霧島を抱いてるリカちゃん人形で行こう。
(参考):これの一番下の画像

リカちゃん人形のアイコンで、背景色がピンクで、くだけた口調で、好きなメタルのアルバムをひたすら好きって言ってるブログをもし見かけたら、私だと思って下さい。

ブログタイトルもハンドルネームも決まってないので、やるかどうかはわかりません。やりたいけども。

何より、小学生2人を育ててる兼業主婦には時間がないのねん。このブログだって更新がままならないのにさ。今この現状でも睡眠不足なのにさ。
ブログタイトルやハンドルネームが決まったとしても、時間の制約がありすぎる。辛い。子どもが2人とも中高生以上になったら時間もできるのかな……それまで待てるかな……。

現状、1日が27時間でも足りないよ。
みんなどうしてるの。

なんでもないようなことが しあわせだとおもう

タイトル、ふわふわ系でも自己啓発系でもTHE 虎舞竜でもありません。

 

娘とその友達Tちゃんの話。

Tちゃんの髪型は前髪を分けておでこを出したセミロングだったんだけど、ある日、髪を切って、前髪を作ったショートボブにしたらしい。
それが「死ぬほど似合ってなかった」らしい。娘談・原文ママ

娘+仲良しグループの友達(ちなみに優しい系男子×2)は、Tちゃんの新しい髪型にどうしても違和感を隠すことができず、「似合わない」とか言って少々イジったらしい。
その話を聞いた私が「Tちゃん傷ついてなかった?大丈夫なの?」と娘に聞いたところ、Tちゃん本人もあっけらかんとして「やっぱ似合ってないよね」と言って、すぐにヘアピンを取り出して前髪を分けたらしい。
それなら良かった。

 

話はこれだけだ。
本当にこれだけなのだ。

だけど私は、この話を、なんかいいなと思ったのだ。

普通の小学生の日常だ。それ以上でもそれ以下でもない。そこに「いい」が詰まっている。

小学生の学校生活、「普通」以上に尊いことってあります?
こういう「普通」の日常の1ページがいくつも積み重なって、ひとつひとつのエピソードは思い出せないとしても、「なんかあの頃は楽しかったなあという思い出」の一部になっていくのだ。
何より、娘に仲のいい友達がいるということ、私はそれだけで嬉しい。女2男2(たまに男+1)というバランスの良い友達グループがあって、そこに属することができている。本当に嬉しい。心強い。仲が良ければ性別は関係ないけれど、女ばっかりのグループに属してるよりは見識が広がって良いかもしれない。

いいなあー。

そういう学校生活を私も送ってみたかったョ……(卑屈)

いや、私も3年間くらいは「そういう学校生活」を送ったことがあったんだ。
その3年間は本当に楽しかった。その最中も、後から振り返ってみても、「これが『普通の』楽しい学校生活なんだ」「青春なんだ」と思った。
「友達がいる」「仲間外れにされていない」環境って、こんなにものびのびと自由に楽しく過ごせるんだなと思った。

娘は私に似てしまったのか、引っ込み思案(←私が幼稚園の頃から数えきれないほど言われ、私の人格全てをその言葉で定義された代名詞のような言葉、私の嫌いな言葉!でも正解!だから嫌い!)で、小4くらいまでは特定の友達がいなかった。幼稚園で仲が良かった子は、みんな別の小学校に行ってしまった。

娘が小4のとき、Tちゃんが転校してきた。
最初はTちゃんとはそれほど仲良くはなかったらしいが、ぽつぽつ交流しているうち、気が合うことがわかったらしい。
小5の後半にはTちゃんは娘にとって親友みたいになっており、優しい系男子2人(たまに3人)ともなぜかその時期に意気投合したみたいで、グループができた。

良かった。本当に良かった。私は心底安心した。

娘には私と同じ惨めな思いをしてほしくないのよ。娘の性格が私にそっくりだから尚更。
娘が友達グループと一緒に楽しい小学校生活を送っていることが、私の何よりの喜びです。

きっと、中学になってクラスが分かれたり部活に入ったりしたら各々別の人間関係が築かれることでしょう。そして、高校生になる時に進路が分かれるでしょう。
でも、小学生時代の楽しい思い出は、娘とそのグループメンバーの心の中に少なからず残ることでしょう。
名作小説・名作映画「スタンド・バイ・ミー」で、語り手である主人公ゴーディが、昔の友達との冒険を思い出して語ったように。
あれ、ゴーディとクリスは頭良くて将来大学に進学するんだけど、バーンとテディは落ちこぼれるんですよ。
小学生時代って、どんな学力レベルの子も等しく同じクラスにいて友達関係を築けるから、ある意味貴重な時代かもしれないですね。少なくとも高校以上になると、だいたい同じレベルの子が集まるから。

決めた。娘に「スタンド・バイ・ミー」読んでもらおう。来年(中1)、読書感想文の課題があったら、それで書いてもらおう。