王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

ツツジの斑点はいつも上側にある

皆様、ツツジの花をじっくり観察したことはありますか?私はあります。

ツツジの花って、花びらに斑点ついてますよね。

こういうやつ。

この斑点、決まって花の上側についてるんですよ。一輪の例外もなく。ぜんぶ上についてる。


ほら。


ほら。


なんでだろうなんでだろうと思って調べないまま、数年の月日が経ってしまいました。

今年もツツジの季節がやってきたので、花を見ながら、「そういえばツツジの斑点って、いつも決まって上側についてるな」と思い出しました。

やっと調べてみました。

http://tnt-lab.eco.coocan.jp/s/nat/tsutsuji/tsutsuji.htm

懐かしいな、こういう雰囲気のwebページ。2001年ってことは、写真をいっぱい貼ったら重くて読み込めないから、upする側が気を遣うやつだ。

内容を要約すると、

・斑点は「蜜標」または「ガイドマーク」という名前で、虫に蜜のありかを知らせる役割がある。

ツツジの花びらのうち、斑点がついてるやつだけ他のと形状が違っている。

・受粉しやすくするための仕組み。

みたいです。


「蜜標」のついてる花びらは、そもそもの作りが他の花びらと違うんですね。上にくる花びらは決まって「蜜標」付きということだ。

なんでだろう。なんでこの「蜜標」つき花びらは上にくることができるんだろう。引力を感知しているのか。光の方向を感知しているのか。

考えれば考えるほど、わからないことばかりですね。この世の中は。
ふしぎ。