スシローは良い。スシローに行くと必ずハッピーになる。
私は田舎者ゆえ、行ったことのないチェーン店も多いが、メジャー系チェーン店の中ではスシローが今んとこナンバーワンだ。
※くら寿司は行ったことないからわからない。
※私の地元のような本当の田舎になると、生活圏内に回転寿司店すら存在しない。
先日、テレビでスシローが取り上げられていたようだ。私はちょうどお風呂に入っていて観られなかったが、夫によると、「ぶりは注文品より回ってるやつの方が美味しい」のだそうだ。
注文品は普通に背側の切り身だけだが、レーンを回っているやつの中には、腹側の、脂の多い部分もあるのだという。
知ってた。ていうか実感してた。
私の一番好きな寿司ネタは、はまち及びぶりである。スシローでは、冬季はぶり、それ以外ははまちが提供されている。私はスシローに行ったら、はまち及びぶりを3皿以上は食べる。
他のお寿司を食べながらもレーンを凝視していて、ぶりの腹身が流れてきたらすかさずゲット、ということは、日常的にしていた。
レーンで流れてるお寿司にはディスプレイの役割もあると思う。実際に回っているのを見て「あれ食べたい！」と思わせる効果がある。また、「つい取っちゃう」を誘発し、お店のおすすめを食べさせる効果もあるだろう。
ぶりトロが流れてきたら、取っちゃうもんな。
私、ちゃんと気づいてたよ。スシローさんあざっす。
先日スシローに行った際は、期間限定でひらめがあった。
私が一番好きなネタはぶり／はまちだと言ったが、本当は鯛やひらめなどの白身も同じくらい好きだ。ただ、鯛やひらめは少し高いのだ。故に普段はあまり食べない。
注文でひらめ（たしか150円）を食べて満足した後、ぶり等他のお寿司もしっかり食べて、終盤に、「どう見てもひらめの縁側」が、普通に「ひらめ」としてレーンを流れてきた。
えっ、これ、ひらめの縁側だよね！ひらめの縁側といえば高級品だよね！脂の乗った美味しい部位だよね！！そんなのが普通のひらめと同じ150円で食べられるの？
私の手は、ひらめの縁側の皿をがっちりキャッチしていた。
脂っこくて旨かった。旨かったけど脂っこかった。
スシローさんあざっすあざっす。
テレビで夫が観た、回ってるやつの方が美味しいぶりの理論は、期間限定ひらめにも適用されていたのだ。
「回ってるやつの方が美味しい」というより、少数派の部位は注文品では出せないからレーンに流す、ということだろう。実に無駄がない。いいシステムだ。
この法則に気づいてしまえば、もっと他のネタにも適用されていることに気づく。そういえば、たまごの端っことか、炙りびんちょうの端っことかが、よくレーンを流れている。
レーンでお寿司を回すお店が少なくなっている流れの中で、スシローは回し続けている。このコロナ禍の中で賛否あるだろうけど、それがスシローさんの決定なのだろう。
とにかくスシローは私のハピネスなのだ。
ハッピーしかない。
まぐろ大好きでほとんどまぐろしか食べない娘ともども、愛しています。
