王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

ロキソプロフェンしか勝たん

結論:「ロキソプロフェンナトリウム水和物・代表的な商品名はロキソニン」ってスゲー、「かがくの ちからって すげーーー!」

というお話です。

以下、状況の描写が時系列に沿ってくどくどと繰り広げられます。

 

 

子どもに風邪をうつされて、1週間ずーっと喉が痛かった。

熱はない、体もちゃんと動く、なのに喉だけめっちゃ痛い。
これはわりとストレスです。熱でも出てくれりゃ、仕事を休んで病院行くのに。

そんなだったので、市販の風邪薬をのむぐらいしか手を打たずに、1週間も放置していた。
市販の風邪薬(主成分はアセトアミノフェン)をのむと、しばらくは喉の痛みが治まったから、それで様子見してました。

そしたらぜんっぜん治らないでやんの。

だから、喉が痛くなってから1週間経って、やっと耳鼻咽喉科に行った。

ところで、私が行ける範囲の耳鼻咽喉科は、
①説明は丁寧だけど朝から晩までめっっっっっちゃくちゃハイテンション・もはや異常者の域である先生がいる耳鼻咽喉科。熱心なので、治るまで果てしなく通わされる。
②適当な爺ちゃん先生がやっているいい加減な耳鼻咽喉科。うちの上の子がかかっていた12年前から既に先生は爺ちゃんだった。
③大きい総合病院。おいそれと行けない。
の、絶望的な3択である。
以前はもっとまともな耳鼻咽喉科をかかりつけにしていたのだが、そこは閉院してしまった。本当に残念だ。

私は②の爺ちゃんのところに行った。
①は予約が取りにくいし、長期間通わされるのは本当に嫌なのだ。

②の爺ちゃんは適当だった。「喉、炎症起こしてるねー」って言われて、喉に薬を塗られて(ヴエッッってなった)、吸入をやって、それで終わった。

その日は喉の調子が良かったものの、次の日になったらまた元通り痛み出した。

なんだよ畜生!

 

もう、これは自分で治すしかない。

これまでの情報を整理した。
(1)市販の風邪薬(主成分は解熱鎮痛剤のアセトアミノフェン)をのむと、喉の痛みは一時的に和らいだ。
(2)いい加減な爺ちゃん先生に、「喉が炎症を起こしてる」と言われた。
(3)私に風邪をうつした子どもが小児科にかかったとき、「喉が痛いときはのんで下さい」と言って、解熱鎮痛剤のカロナール(主成分はアセトアミノフェン)を処方された。

つまり、
a) 私の喉の痛みには鎮痛剤がちゃんと効いていた。
b) 私の喉は炎症を起こしていた。
c) 喉の痛みで鎮痛剤をのんでも良い。

ここから導き出される結論は!

ロキソニン(主成分はロキソプロフェンナトリウム水和物)」!

これだ。これしかない。
めんどくさいから、以下「ロキソプロフェン」表記にする。「ロキソプロフェン」の名称で売ってる商品もあるし。

ロキソプロフェンは医者から処方される解熱鎮痛剤の代表だが、こいつは抗炎症作用も併せ持つのである。ネットでめちゃくちゃ調べたから多分間違いない。

いい加減な爺ちゃん先生は、いい加減すぎるので何の薬も処方してくれなかった。
だが、ロキソプロフェンなら、薬剤師のいるドラッグストアで普通に購入できるので、自分で買いに行けるのである。

今日の仕事の帰り、ロキソプロフェンを買った。

帰ってのんだ。

効いた!!

 

なんだこれ。こんな効くんだっけロキソプロフェンって。
ウソみたいに痛みがひいたんですけど。
喉の腫れも幾分ひいたような気がするんですけど。
唾をのみ込んだときあんまり痛くないの、1週間ぶりなんですけど。
「痛くない」って、こんなに気持ちのいいことだったのか……!

子どもたちに向かって、バカみたいに「ロキソプロフェンすごいよ、ロキソプロフェンは神!ロキソプロフェンしか勝たん!」を連発してしまいました。

「○○しか勝たん」ってもう今はあんま言わないと思うんだけど、敢えて言うよ。だって本当に「ロキソプロフェンしか勝たん」なんだもの。

アセトアミノフェンでは弱かった。喉の痛みが悪魔シール、ロキソプロフェンが天使シールなのだとしたら、アセトアミノフェンはお守りシールみたいなものだった。
むしろロキソプロフェンは天使を通り越して天使ヘッドだ。そのくらいの力がある。
ビックリマンチョコ 天使vs悪魔シールのことを知らない人は調べて下さい。または私に聞いて下さい。

更に、子どもたちに向かって、「もう全日本ロキソプロフェン教を作りたい。ロキソプロフェンは神。ロキソプロフェンを崇める。教義は『かがくの ちからって すげーーー!』」などとまくし立てた。子どもたちにとってはいい迷惑だったと思う。

反省はしていない。
だって、ロキソプロフェンは神だから。発明した人スゲー。マジ感謝。市販を決めた人にも感謝。それなのにやたら安価で手に入ることにも感謝。
本当に神なのでは。
熱や痛みに苦しむ未開人に「私は神の遣い、これは神から授かりし薬です」って言ってロキソプロフェンのませたら、たちまち崇められてしまうよ。

 

ロキソプロフェンをのんで効き目が出たその直後から、私の機嫌がとても良くなりました。
「痛くない」って、本当に素晴らしいことです。

 

ありがとう、ロキソプロフェンナトリウム水和物。

ありがとう、一時的に効いていたアセトアミノフェン

そして、ありがとう、科学

私はこれまでもこれからも、科学を生業に生きてゆきます。

 

……ただし。
私、ロキソプロフェンでめちゃくちゃ体が浮腫む体質みたいなんです。前もどっかで書いたかもしれないし、書いてないかもしれない。
何回か服用してると、体が水分を溜め込んで、体重が増えて体脂肪率が減るんです。そして普段より明らかに尿の回数が減る。
以前に膝が炎症を起こして、鎮痛・抗炎症のためにロキソプロフェンテープを処方されて貼ってたときも、浮腫んで体重が増えました。

ロキソプロフェンやめたら体重戻るから別にいいんだけどね。

人間ドックの後で本当に良かった。