王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

マイ ベスト トイレットペーパー ……の危機

私はトイレットペーパーにこだわりがある。
とは言っても、高級志向ではない。たかがケツを拭く紙、再生紙の安いやつで十分だ。

……という書き出しで、私は、2012年にmixi日記を書きました。
タイトルは「マイ ベスト トイレットペーパー」でした。

そのこだわりについて、そのまんま引用してみます。
mixiってば、プレミア会員?にならないと、過去の自分の日記すら検索できなくなっちゃってた。だから1ページずつ過去に遡って人力検索しました。

以下引用:私がトイレットペーパーに要求すること。

要求①シングル巻であること
 ダブルの方が丈夫で十分に拭けることに異論はない。
 しかし、シングルの方がダブルよりも消費量を少なく抑えることができるのだ。トイレットペーパーを巻き取る1回当たりの長さはシングルでもダブルでもそう変わらないというデータがあるらしい。とすれば、シングルの方が消費量を抑えられて環境にもお財布にも優しいということになる。
 女子は男子よりもトイレットペーパー消費の絶対量が多いので、皆様もぜひこの点ご一考頂きたい。

要求②再生紙100%であること
 たかがケツを拭く紙だ。トイレットペーパーは全ての紙の終着点で良いだろう。バージンパルプ100%のトイレットペーパーを使用するなど、買ってきたばかりの真新しいタオルを雑巾にすると同じ行為だ。雑巾など、使い古しきった(←謎の言い回し)タオルで良い。それと同じく、トイレットペーパーは新聞・雑誌・牛乳パックのなれの果てで良い。

要求③丈夫であること
 冒頭の文でも言った「十分ケツが拭けない」「シャワートイレの後の水滴を拭いただけですぐグズグズになる」はNG。
 ○ップバリュの再生紙シングルトイレットペーパーはこの点がダメだった。

要求④芯なしであること
 芯は無駄。もう一度言う、芯は無駄。
 紙芯をリサイクルに回す手間も無駄。最初っから無いほうがいいに決まっている。

要求⑤最後まで使い切れること
 芯なしで最後まで使い切れるペーパーは、実は多くない。最後の方になるとヨレてくっついたりしてて、1枚のペーパーとして使えず、仕方なく捨てるハメになる。これでは芯ありを買った方が精神衛生上良いということになる。
 ○リエールの「○ルフォーレ」(注・「○ルヴェール」の間違いでした)はダメだ。会社のトイレットペーパーがコレなのだが、芯よりも多い紙を捨てている気がする。メーカーさんは本気で改善に取り組んで頂きたい。社長の御曹司だったかが子会社から借金しまくってギャンブルしたりしてる場合じゃないぞ、製紙界の大王様よ。お客様相談室に電話しようかな、マジで。

要求⑥カラーとかプリントとか香りつきでないこと
 たかがケツを拭く紙だ。ホワイトでいい。黒ずんでてもいい。
 エンボスは許す。これは初期の設備投資だけの問題で、おそらくローラーをノーマルにするかエンボスにするかの違いだけだから。エンボス付きの方が設備費用は高いだろうが、トイレットペーパーの場合は生産量から考えて、その初期費用の影響は限りなく小さいんではないかなーと思われるから。


これら6つの要求を満たすトイレットペーパーの商品名はズバリ

「コープ ワンタッチ芯までロール」

値段は特売で売ってるそこらのペーパーの2倍くらい高い気がするが、ガッチリ巻いてあるので、2倍くらい長持ちする(個人の感想です)。よってチャラ。
芯なしなのに、最後まできれいに使えて実に気持ちがいい。○リエールさんはこれをお手本にして頂きたい。
使用感はやや硬めである。公共のトイレによく置いてある、1巻ごとに紙で包んである業務用のああいうのに近い。やわらかめが好きな人には合わないかも。しかし丈夫でちゃんと拭けることは私が保証する。

 

引用終わり。

家族はダブルが好きなので、私はずっと、自分専用のコープのシングルと、そのへんのDSで買うダブルの2本立てで、我が家のトイレットペーパーを運用してきた。
何が「危機」なのかというと、昨今のいろ~んなものの値上がりである。

コープのトイレットペーパーも、漏れなく値上がりし続けてきた。
最近、その値上がり幅が、ちょっと我慢できないレベルまで来てしまったのである。

あれは私にとっていいトイレットペーパーだったので、まず代替品を探すかどうかから葛藤した。
探すとなったら、引用の私のこだわりポイントのどこを妥協点にするのか。譲れないポイントはどこか。

①シングル
再生紙100%
③丈夫
④芯なし
⑤最後まで使い切れる
⑥カラーやプリントや香りつきでない

譲れないポイントは、①②④⑤である。安いペーパーを探せば、⑥はおのずと除外される。
実は「芯なし」が難しい。

ほんとにめちゃくちゃ自分の中で検討した結果、④芯なし を諦めれば ⑤最後まで使い切れる の心配をしなくて良くなるのでは?という考えが浮かんだ。

でも④芯なし も大事なポイントなのだ。だって芯は単純にゴミなんだもん。古紙に出せたっけ?トイレットペーパーの芯って。

……というわけで、これを買いました。芯ありです。

https://www.welcia-yakkyoku.co.jp/karadatokurashi/products/4902727014536/

さて、使い心地はどんなだろう。

値段もそこまで安いってほどではないので、コープに戻るかもしれない。

そのくらい、私にとって、コープのペーパーはベストだったのだ。←ルー大柴みたいな片仮名の羅列ですね。
だって2012年から、12年間も同じペーパーを使ってるんだよ。

コープのはこっちです。

https://household.jccu.coop/sp/shohindetail/4902220143092/102465

ウエルシアのが気に入らなかったら、値段を問わず、コープに戻します。
そして一生コープの「ワンタッチ 芯までロ~ル」と添い遂げることでしょう。なんだ「ロ~ル」って。「ロール」じゃなく「ロ~ル」って。しゃらくせえな。