王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

唐突な「気持ち悪っ!」

先週末、夫は、小学生の娘を助手席に乗せて車で移動していた。
夫が言うには、娘の顔が赤ちゃんの頃と全然変わっていないように見えたらしい。それなのに、娘は大人とほぼ同じようにぺらぺらと話をしていたらしい。
 
夫はつい、「気持ち悪っ!」て口走ったらしい。
 
ひどすぎない?
 
赤ちゃん、または少なくとも幼児の顔をした子どもが、大人と対等に話をする。夫の中ではいつまでも赤ちゃんの娘が、まともな会話をしている。
その違和感が 「気持ち悪っ!」だったらしい。

娘も面喰らったらしい。当たり前だ。大好きなお父さんと普通に話してたら、いきなり「気持ち悪っ!」て言われたんだから。

夫から娘にも私にも釈明があったし、娘がお父さん大好きなのと同じかそれ以上にお父さんが娘大好きなので、この件は大した問題にならなかった。
でも、「気持ち悪っ!」はひどい。
 
そう思いながら、今日、娘の寝顔を見てたら、幼稚園児くらいのときの寝顔とほとんど同じだった。
なのに、娘、長い。身長が長い。もう150cmくらいある。
 
「気持ち悪っ!」て思った。
 
親は、子どものことをいつまでも幼いと思ってるし、なんなら幼いままでいてほしいとすら思っている。
なのに、子どもは成長する。親の意思関係なく、自分のペースで成長する。 
親の思う成長と実際の成長とのギャップが「気持ち悪っ!」なんだろうな。
 
それにしても「気持ち悪っ!」は失礼である。
ごめんなさい娘。