王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

リア充少年

小2息子、リア充です。

夏休み、親が仕事の日に通わされる児童クラブ(いわゆる学童)を「楽しい」「だってお友達に会えるから」なんて言う奴はリア充
夏休み中から「早く学校始まんないかな~」「だって、もっといっぱいお友達に会えるから」なんて言う奴はリア充
いいなあ。リア充眩しい。リア充羨ましい。

だが、息子は去年まではこうじゃなかったのだ。

小1で初めての夏休みが訪れたものの、児童クラブに通うために毎日朝早く起こされ、「こんなの全然夏休みじゃない!」と気づいてしまった。
お弁当を毎日楽しみにしていたものの、1週間くらいで「毎日だとスペシャル感がない」と気づいてしまった。
しまいには「児童クラブ行きたくない」とぐずり出し、私にも仕事があるので車にむりやり乗せて児童クラブまで連れて行くも、入り口で逃亡しようとしたことが2回。職員さんの手を借りて何とか中に入れることができました。その節はお手数をおかけしました。
中に入ってしまえば、やがて気を取り直して夕方まで普通に過ごすことはできてたみたい。

私は生活のために仕事をしたいし、仕事のために子どもを児童クラブに預けることは決して悪いことではないんだけど、ああまで嫌がられると、多少は申し訳ない気持ちになるね。
去年は息子が児童クラブに通うことを納得させるために、お父さんも交えて一生懸命説得したよ。
「お母さんはお金のため・世の中の人たちのために仕事をしている」
「お父さんも仕事をしてるけど、お母さんが仕事をやめてお給料がもらえなくなったら、今みたいに好きなときにスシローに行けなくなるかもしれないよ」
「服とか勉強道具とかも、足りなくなったからってすぐに買いに行けなくなるかもしれないよ」
「お姉ちゃんみたいに家で一人でおするばんできる?まだできないでしょう」
「先生やお友達に嫌なことされるわけじゃないんでしょう?」←本当にそうじゃないです。
「お父さんとお母さんがお仕事に行ってる間、児童クラブにいてもらえたら、一番安全なんだよ」
等々。
※多少大げさな言い方をしています。

わかってもらえたかは怪しい。

でも、きっと、1年の時を超えて、わかってもらえたのだろう。
今年は児童クラブを嫌がらないからだ。冒頭で言ったように、むしろ毎日楽しく通っているからだ。

半分くらい職員の入れ替えはあったけど、特に好きな職員も嫌な職員もいなかったみたいだから、その影響はほぼないだろう。お友達の顔ぶれもほぼ変わらない。
では何が変わったのかというと、やっぱ本人の意識だよねー。これに尽きる。

なぜ変わったのか、それはわからない。明日本人に聞いてみようかな。

お友達との関わり方かな。2年目でやっと掴めたのかな。
それとも諦めかな。腹をくくって、どうせ児童クラブに行くなら前向きに行こうとでも思ったのかな。
毎日毎日のお弁当にスペシャル感が無いと看破されたとしても、「お弁当おいしい」「ありがとう」と言ってくれてるし、それはお母さん素直に嬉しいよ。作り甲斐があるってもんだ(それが半分くらい冷凍食品だとしてもだ)。

単純に、彼の心が成長しただけかもしれない。
「だけ」っていうか、それはそれは素晴らしい、めざましい成長なんだけれども。

見た目的にも、背が伸びてきたし、抜けてからしばらく生えてこなかった歯もやっと生えてきたし(門歯と犬歯の間のやつ)、赤ちゃんくささが抜けて「少年」になってきた。空手の練習を一生懸命やってるから、体つきや動きも力強いし。

このまますくすく育ってくれー。
人を傷つける・貶めるような言動をしたら都度都度厳しく注意するからそのつもりでなー。

 

あと2日で夏休みが終わる。彼が楽しみにしてる学校が始まる。
楽しみって言うからには、先生(と親)に迷惑をかけずにきちんとした態度で授業を受けられるんだろうな。そこは心配。
だけど何とかなると思う。心の成長が見られるから。

それより何より、あと2日で、毎日お弁当作り生活から解放される!

ウッヒョ~~~~~~~~~~~~!!!!!

給食バンザ~~~~~~~~~~~~イ!!!!!!!