王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

杞憂かな~息子の空手の話2

息子の空手は相変わらずノリノリです。

(参考)前回の話

yamakinkin.hatenablog.com


息子は強くなってます。なんか、動きが速いです。組手だけでなく、型も上手になってます。
同じ道場の同学年の奴らと比べて、めちゃくちゃ動きがいいです。
先日、昇級審査がありましたが、系列道場の指導員とか偉い人に注目されてたらしいです。指導員とかは空手大好き人間の集まりだから、強い子がいれば注目するんだな。

すごいじゃないか息子。

そうすると、私は心配になるのです。

妬まれない?
って。

これは私の考え方のとても悪い癖です。

私は、自分や他者がちょっとでも目立ったり褒められたりすると、「妬まれないかな」「足を引っ張られないかな」「何か言われないかな」「いじめられないかな」と心配になるのです。
私の子どもの頃の体験のせいで、そう考える癖がついてしまっていて、どうしても払拭することができない。
だから、息子が脚光を浴びると、息子が周囲の人に傷つけられないか心配になってしまうのです。
息子が強くなってきて誇らしいと共に、周囲の態度が気になります。

夫にちょろっと言ったら「大丈夫でしょ」って言うんだけど、どうなんだろう。少年の世界のことは私にはわからない。
幼少期の私のように、たまたま性格が悪くて人の足を引っ張りたがる変な奴が周りにいればそうなるかもしれないけど、いなければ大丈夫だしなー。

息子は大丈夫な気がする。
理由1 夫または私が練習の様子を見ているから。
理由2 空手などの武道は精神修養の場でもある(と言われている)ので、いじめみたいなことがあれば先生がそれを許さない(だろう)から。
理由3 夫が先生とよく話をするようなので、何かあればすぐ先生に言える環境だから。
理由4 息子と親の関係が良いから。なんかあったらおとうさんに相談すれば何とかしてくれる。無論、おかあさんも何とかしてやる。
理由5 息子自身がポジティブだから。

いいなあ息子。おとうさんとの関係が良い、その1点だけ取っても恵まれてるよ。羨ましい。

最近の道場での息子は、徐々におともだちもできて、ますますいい感じです。
一人、本当に空手が大好きで、すごく遠くから通ってる子がいます。同学年ということもあって、最近、その子と仲良くなってきてます。いいね。真面目に練習をやる者同士、お互いに研鑽し合ってくれたらいいね。
あと、息子より前からいて、ある程度強くて道場内では幅をきかせているように見える、こちらも同学年の子がいます。その子が最近、息子に接触を図ってきています。なんかいいね。仲良くなれたらいいね。

息子の空手に付き合ってるのは主に夫です。
私は、その夫経由で色々な話を聞いたり、自分でもたまに稽古や大会を見に行ったりして、息子の様子や周囲のレベル、県内各地の選手の情報を得ています。

スポーツ観戦って、贔屓のチームや贔屓の選手、注目選手なんかがいると、熱が入りますよね。

私も夫も、そうなってます。
息子がナンバーワン推しなのは間違いないとして、同じ流派の県内の小学2年生で一番強い選手は誰か、私と夫の見解が一致しています。
いるんだよ、小学2年にして、基本の空手をきっちりきっちりやって強いタイプの子が。私(と夫)が大好きな、派手な技を出さないのに地味なファイトスタイルでめちゃくちゃ強い子が。K-1黎明期のホーストみたいな奴が。
私の中では彼を通称「いぶし銀」と呼んでいます。
彼はレベルが違うぜ。
息子もいつか、あんな風に堂々と横綱相撲ができるといいな。

ところで、相撲だと「横綱相撲」って言うけど、空手でそれを表現しようと思ったら何だろう。
「黒帯空手」?
※無論そんな言葉はない。