王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

お風呂の秩序

我が家には「秩序」という名を冠した表(table)が存在する。

    さき  /  あと
月: 母    / 娘・息子
火: 娘・息子 / 母
水: 母・息子 / 娘
木: 娘    / 母・息子
金: 母・息子 / 娘

と書かれている。
※実際には娘と息子は名前で書かれている。

この「秩序」は、お風呂に入る順番表である。
こうして決めておかないと、お風呂に入る順番を巡って、毎日揉め事が発生する。

揉め事が発生すると、お風呂に入る時間が遅くなり、自ずと寝る時間も遅くなり、翌日の朝息子が起きる時間も遅くなり、朝の準備も遅くなり、登校がギリギリになり、私のイライラが募り、息子も不機嫌になる。つまり、いいことが一つもないのである。
娘も息子も、後に入りたがる。ご飯を食べたあとの自由時間を満喫したいというのが理由だ。私からしてみたら先に入っても後に入ってもトータルの自由時間は変わらないように思うが、そこは気持ちの問題なのだろう。

しかし、前もって「お風呂の順番表をみんなで作るよ。基本的にはこの表に従ってね。全員が納得して決めたことだから文句は言わないこと。」と取り決めをしておいたら、揉め事はほとんど発生しなくなった。
「全員が納得している」がポイントである。普段ワガママでやんちゃな息子も納得しているから、この「秩序」にあまり文句を言わないのだ。

尚、「秩序」は厳密なものではなく、たとえば月曜に息子が甘えて「今日はおかあさんと一緒にお風呂入りた~い」と言い、私と娘が承諾すれば、息子の要求は通る。水曜に娘が「ポケモンのこと話したいから今日は(弟)と入りたい」と言い、私と息子が承諾すれば、娘の要求は通る。

このように、「秩序」は臨機応変に運用している。
「秩序」は、揉め事が起こった時用の表なのだ。

言うまでもないことですが、この表に「秩序」という名を付けたのは私です。私は秩序大好き人間なのです。ものごとが決まり通りに運用されていると気持ちがいい。イレギュラーは苦手です。

「秩序」を運用するに当たり、子どもたちが約束を守れる人間で良かったです。ここが一番大事かもしれません。約束を守れない人間にいくら「秩序」って言ったって、「やだー、後から入るー!」ってダダこねて泣くかもしれませんからね。
「約束したことは絶対に守る」を娘や息子の幼少期から徹底して教え込んだ私と、それを守れる子どもたちの資質のおかげですね。

これが正しいのかどうかは知りません。但し、私は正しいと思ってるからこうしています。