前回のおはなしはこちら。
yamakinkin.hatenablog.com
14-9を計算する際、14を10と4に分け、10から9を引いて残りの1と4を足すという方法で、答えの5を導き出す方法を勉強した。
私はこの方法がどうにもしっくり来ていない。直観的にわかるのに(または九九みたいに暗記したため)、数を分解してチマチマ計算すると余計にわからなくなる。
というおはなしでした。
何度も同様のプリントが配られてて、前回のやつで3回目くらいだったかな。
息子はその度に間違えていてさくらんぼ算を理解していないのがまるわかりだし、それを直させようとする私もさくらんぼ算に馴染めないもんだから教え方がグダグダである。このままじゃいけないなと思って、前回、私は、やり方をしっかりと理解した。
そしてこの度、また同様のプリントが宿題に出た。
今回は13-4だ。
懲りずによくやるよな。私はもうバッチリだぜ。かかってきやがれ。
13を10と3に分けて、10から4を引いて6と3を足すんだろう?
パターン見えてきたよ?
……え?
4を、3と1に、分ける?
13の方を10と3に分けるんじゃないの……?
ホワイジャパニーズピーポー!?※
何でパターン変えてきた?
おかしいだろ!こないだまで大きい方の数を10と何かに分けてたのに、今回いきなり小さい方を分けるだと!
息子も混乱しちゃって、青枠部分で13からいきなり4引いてるよ。そんで考え方をすっとばしていきなり9って答え出しちゃってるよ。
答えはいつもわかってるのに、「この」考え方はわからない。
私にそっくりだぜ……。
そして前回全くの役立たずだったタヌキは今回何を言ってるのかというと、
おう、少しはマシになったじゃねえか。
できれば13も10と3に分けといてくれねえか。そうすれば私にも息子にもだいぶわかりやすくなるから。
てことで前回同様ギャーギャー言いながら、お姉ちゃん(小6)(かしこい)(夕方はいつもスマホで漫画読んでる)を巻き込んだところ、
「確かに回りくどいけどさあ。プリントやる前に授業で先生が説明してるでしょ。それ聞いてないの?ちゃんと聞いてればわかるよね?」
という、火の玉直球ド正論をぶつけられました。
ぉぅ……。
息子は「先生の話を聞いてない」ということでよく注意されてるらしい。
そういうとこがこのプリントに現れてるのかな。
とにかく。
算数の初歩の授業は、この段階でつまづいちゃいけないから、やり方を何度も何度も反復して、その上、別パターンのやり方まで教えてくれる親切設計なんですね。
よくわかりました。
だが、その設計が全ての子どもに合ってるかというとそうではないわけで。
そうではない子のために、家庭での学習、親の役割は重要なんですね。
……めんどくせえ~。
※ホワイジャパニーズピーポーの元ネタは、お馴染みの世代の方にはお馴染みの、厚切りジェイソンさんのこちら。
むしろホワイチャイニーズピーポーだと思うんだよ。