王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

週末は酒

週末です。
子どもたちの夏休み終了後、初めての週末です。

酒だーーーー!

※週末のみならずわりといつも飲んでいる。

 

お酒に関して最近気になってること 2つ。

 

その1 ミカンクーラーと冷凍みかん(共に期間限定品)

↑これはキリン氷結 ミカンクーラー
https://products.kirin.co.jp/alcohol/rtd/detail.html?id=7449

     

↑これはサントリー-196℃ 冷凍みかん
https://products.suntory.co.jp/d/4901777401112/

 

どっちも甲乙つけがたく、美味しいです。「氷結」も「-196℃」も、共に果汁を低温で処理する技術により、果物本来の香りと新鮮さを失わせない点で共通しています。
更に言うと、化学系の人なら「-196℃」って聞いた瞬間に「液体窒素で瞬間冷凍してるんだな」とわかります。

私がこれらの何に関心したかっていうと、共に「冷凍みかん」をイメージしているところです。

他の果実系チューハイなら、夏なら夏、秋なら秋の旬の果実にフィーチャーするじゃないですか。夏なら桃とかパイナポーとか、秋ならぶどうやりんごや梨とか。

でもそれって本当に旬の果実ですかい?と思ってたんですよ私は。

たとえばキリン氷結「福島県産もも」は、夏が始まる前から出回ります。

絶対去年の果実じゃねえか!今年の桃はまだ収穫できてすらいねえじゃねえか!

確実に去年(またはそれ以前)の果実の果汁なのに、「旬の果物ですよ~」みてえなツラして売り出されてるのが私は気に入らなかったんですよ。
夏の終わりに「今年の桃の果汁を使いましたよ、本物の果実の旬は終わりましたけど、果実の旬の名残をチューハイで楽しんで下さい」みたいな態度で出してくれたら私は納得できるんですが、おそらく市場のニーズはそうじゃないんですね。旬の果物を、旬の時期もしくはそれよりちょっと前に味わいたい顧客が多いんでしょう。

美味しいけどね。ちょっとモヤっとしちゃうんよね私は。

それでいくと、「冷凍みかん」ってスゴくない?
最初っから「冷凍」って言ってるから、季節を問わない。みかん自体は秋から冬の果物だけど、「冷凍みかん」ならいつでもオッケー。その上、わざわざ「冷凍」って言うことにより、夏に出したら他の季節に出すよりも涼しさを演出できて超グッド。

果汁が去年のものか3年前のものかすら関係ないね。だって「冷凍みかん」なんだから。

これは成功例ですね。
これがまかり通れば、「敢えて旬じゃない時期の果物のチューハイを楽しむ」動きが増えたりして。増えないか。日本人、旬には敏感だからな。

「冷凍みかん」は稀有な成功例。

 

その2 国交あったんだ からの ヘビーなファン

キリン「氷結」、サントリー-196℃」以外にも、私の好きなチューハイのブランドがあります。

それはキリン「本搾り」。
原料は果汁とお酒のみ。オレンジに至っては、驚きの果汁45%含有です。下手すりゃなっちゃんとかオランジーナよりも健康に良さそう。←騙されるな、酒だぞ。
「氷結」とかより少しお値段は高いけど、安売りのときに買ってよく飲んでます。オレンジとピンクグレープフルーツがお気に入りです。

で、なにげなく「本搾り」レモンの原材料の欄を見たら、

https://products.kirin.co.jp/alcohol/rtd/detail.html?id=1864

レモンはイスラエル及びイタリア産。
イスラエル
ユダヤ人が建国した国ですね。首都エルサレムにはユダヤ教キリスト教イスラム教の聖地があるとか。「なんかややこしそうな国」です。

日本、ちゃんとイスラエルと国交あるんですね。

ごめん、実は20年くらい前から知ってた。
緑色のグレープフルーツみたいな「スウィーティー」ってのが流行った時期ありませんでした?スーパーで売ってるスウィーティーの産地がこぞってイスラエルだったので、当時から「国交あるんだ……」って思ってました。
考えてみたら、宗教的なしがらみが無くイスラエルと付き合うのに最適なのは、日本及びアジアの国々かもしれません。

スウィーティーとかレモンとか、暑い国では柑橘類が栽培されているのですね。

 

それよりよ。

キリン「本搾り」シリーズは、果汁を多く含むので、果汁成分が沈殿します。
なので、公式では、いったん缶を逆さにしてから戻して飲む「逆さ缶」が推奨されています。下図の通りです。

https://www.kirin.co.jp/alcohol/rtd/honshibori/


これによると、ヘビーなファンは「逆さ缶忘れ」防止のために最初からひっくり返して冷やす、と……。

私、意図せずヘビーなファンだったのか。
「本搾り」を買ったら、もれなくこの状態で冷やしてるぜ。


尚、右隣に整然と並んでいるのは、同じくキリンの「氷結無糖」レモンとグレープフルーツ・Alc.7%です。普段はこれを飲んでます。適当に冷蔵庫に入れたはずなのに意図せず整然と並んでて、自分でびっくりしてます。「おつとめご苦労様です」「叔父貴」「兄貴」みたいな感じにも見えてきますね。

アルコール度数なら整列してる子分たちの方が上なのに、変なの。

この写真だと見えませんが、氷結無糖7%レモンとグレフルの一番奥には、1本だけ「サントリーストロングゼロドライ」がいます。アルコール度数はナンバーワンです。

奴の立ち位置は何なんだろう。

こいつだけサントリー製品で一応-196℃シリーズ製品だから、そのへんになんかヒントがありそうだ(てきとう)。