王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

リサイクルフェチ

牛乳パック。
ペットボトル。
空き缶。空き瓶。
段ボール。古新聞。古雑誌。その他古紙。
プラスチックの食品トレー。
プリンタカートリッジ。
 
リサイクルが好きだ。

廃品回収への協力は、限りある資源を守るためでも、子ども会の活動資金を作るためでもない。
完全に、私が好きだからやっているのだ。
 
何かが別の何かに変わることが好きだ。
私が化学の道を志した理由でもある。
中学のとき、水酸化ナトリウムと塩酸の中和反応で「しおみず」ができることを知り、化学に興味を持つに至った。なんか物々しい薬品どうしを混合するだけで、どこにでもある「しおみず」になっちゃうとか凄くないっすか?
普通は「なんてことない物からどこにもない物ができる(byノージーのひらめき工房)」方が感動しやすいものと思うが、私はたまたま逆方面で感動してしまったんだから仕方ない。
凄いテクノロジーをしょうもないことに使うネタとか大好きですしね。「この技術でもっと建設的なことできるだろー!」みたいなやつ。才能の無駄遣いも好き。

ついでに言うと「何かの形をした別の何か」も好きだ。例えば食品サンプルUSBメモリとか、動物そっくりに作られた飴細工とか。
あと、色々な料理の姿に変身してるぐでたまも好きだし、変身ヒーローも概ね好きだ。
でもこれらは今関係ない。
 
話を戻して、牛乳パックや古新聞がトイレットペーパーになったり、使い終わったインクカートリッジに再びインクが詰め込まれたり、ペットボトルがポリエステル繊維として作業服になったり、そういう変化を想像すると私はときめいてしまうのです。
一歩間違うとフェチいやつかもしれない。
※フェチい……形容詞。
 
物の変化が好きなんです。意外性があれば尚良いですが、普通の形状変化・性質変化だって十分ときめきます。

ただし自分自身や環境が変化するのは嫌なんだけどね。