王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

エビと向き合う

今回のは個人的な好き嫌いの話で、何ひとつ建設的なことが書かれておりませんので、興味ない方はスルーして下さって結構です。
そもそも私のノートは普段からあまり建設的なことを書いていないような気もするが。


今回のテーマはエビです。日本人が大好きだと言われているエビ。腰が曲がっているために長寿の象徴とされ、日本のお祝い事には欠かせないエビ。

私はエビが好きか嫌いかと問われたら、これだけ微妙な食材も他にありません。調理法によって好き嫌いが段階的に分かれるからです。

①大好き
 エビフライ、エビ天、エビチリ、エビマヨ、マックのエビフィレオかっぱえびせん等エビ味のスナック。

②好き
 エビグラタンやスパゲティやお好み焼きなんかに入ってる剥きエビ、小エビの唐揚げ。あと親戚の結婚式で出てきた、香草のソースがかかったオマールエビのソテーは美味しかった。

③それほど好きじゃない
 エビの塩焼き、蒸しエビの寿司。ただし寿司は「えびアボカド」「アボカドシュリンプ」になってアボカドとマヨネーズとスライスオニオンと一緒にいれば「大好き」にランクアップする。

④食べられるけど食べたくない
 甘エビの寿司・刺身、鍋に入ってるエビ。

⑤嫌い
 伊勢エビのお造り、エビ出汁ラーメン。あと同僚の結婚式で出てきた、伊勢エビがゴロゴロ入ったグラタンは途中で気持ち悪くなった。

このように並べてみると、エビが大きければ大きいほど、エビそのものの味わいが濃ければ濃いほど嫌いになるみたいです。
だから、エビが好きか嫌いかで言われると、「モノによる」「トータルではどちらともいえない」になるんです。

よくトマト嫌いな人いるけど、あれにも段階があって、「生トマトは言語道断だけどトマトソースならいける」という人、「生トマトもトマトジュースもトマトソースもダメなんだけどケチャップは大好き」という人などなど、色々いませんか?あれと同じだと思います。
もしかしたら、薬は少量だと薬になるけど多量摂取すると毒になる、ああいうイメージかもしれません。エビ要素が少ない場合は好きだけど、多いほど嫌いになっていく、みたいな。

こないだ新年会やった際、出てきた鍋にエビが入ってて、なおかつ刺身にもちょっと炙った生エビがあって、それ両方ともエビが好きという人に譲ったんだけど、「私は決してエビ嫌いじゃないんだけどなー、待てよ、エビそのものは嫌いなのか?」という微妙な気持ちになったので、私の中にあるエビと改めて向き合ってみた次第でございます。
向き合ったところで何もなりませんが。

好き嫌いのある人ってめんどくさいでしょ。私の母も言ってましたよ、「好き嫌いの多い人は性格も偏ってるから結婚しない方がいいよ」って。ちなみに私の父(故人)は好き嫌いの多いめんどくさい人でした。
めんどくさいんだけど、最終的に克服できないやつはどうしようもないんだよ。色々頑張って克服しようとする人か、嫌いと決め込んで諦める人かというところも考慮して頂きたいです。希望です。

次回のテーマは「カニ」です。 ※やりません。
あ、カニは嫌いなんですが、安いカニクリームコロッケにごく少量入ってるやつは好きです。本格的なのは嫌いです。あと、カニカマはカニじゃないので好きです。