王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

降りてくる(オカルトじゃないので大丈夫です)

今日はガチ真面目な自分語りをします。たまにはいいっしょ。


お仕事絡みのことを常に考えている。無意識下でも多分考えている(無意識だからわからない)。それは子どもと過ごしている間も、ゲームやネットに興じている間も、今こうして文章を書いている間も例外ではない。

しかし、私はそれほど仕事を愛してるというわけでもない。好きは好きだが、意識が高いわけでもない。
ただ、大学まで出してもらい、そこで学んだことを活かせる仕事に運良く就くことができ、そして自分の性質が今の仕事にマッチしていて、これらはすごく幸運なことだと思っている。だから、自分に対しても社会に対しても会社に対しても、自分の能力が役立つなら最大限に役立てたいと思っている。

私のお仕事は、知識と経験の着実な積み重ねが大事だが、新しいひらめきも同じくらい大切だ。
「ひらめき」と言えば何か特別なことのように思われがちだが、実のところ、知識と経験の延長線上にある新しい案でしかない。
ごめん、凡人の私にとってはそうなんだけど、凄い人にとってはどうなんだろう。私凄い人じゃないからわかんないや。
 
私のひらめきは、おもむろに降りてくる。
何ら特別なことではない。なぜなら、意識的にも無意識的にも仕事絡みのことを常に考えているから。
そうすると、過去の仕事上の経験やら、ある時期にやってた一見全く別な分野の仕事やら、日常で体験した全く無関係のヒントやら、そういったものがある一点に収斂される瞬間が来る。
「これだ」ってなる。これが私のひらめきだ。
 
わが社の結構上の人(普段から宇宙入ってる変な人)が、「ずーっと仕事のことを考えてるとね、ある日急に“降りてくる”んだよ」って言ってたけど、私もその領域に達したということだろう。
しかしそれは“降りてくる”でも何でもなく、「アンテナを張ってる」ってことに他ならない。
 
例えばファッションが好きな人なら、町行く人のファッションを無意識レベルで観察するようなもん。
他人のゴシップが好きな人なら、無意識レベルで周囲の人の動向を観察するようなもん。
スポーツが好きな人なら……ごめん、スポーツが好きな人の気持ちはひとつもわからない。
音楽が好きな人なら、自分がカバーしてるジャンルの他にも「◯◯っていうジャンルの音楽あるらしいな」って意識しておくようなもん。
 
常日頃からアンテナを張っておけば、HUNTER×HUNTERでいうと「円」をしておけば、自分の役に立ちそうな情報が来たとき、すかさず「Hit!」ってなるのよ。
それが私にとっての「ひらめきが降りてくる」です。努力と経験と意識の賜物に他ならない。
あ、でも、繰り返し言いますが、私ごとき凡人のひらめきの話ですよ。エジソンレベルの凄い人の1%のひらめきはどうなんだろう。教えて凄い人。
 
私は、正社員だけど時短使ってて残業ゼロで、かつ入社20年の技術者という、なんか微妙な立場なんですよ。未就園児持ちで休みがちでもあるのよ。
幸い職場は子持ち母に理解があるので甘えさせてもらってるけど、甘んじてたらダメじゃんやっぱ。
仕事の面で誰にも負けない実力があればナメられないじゃん。ヤンキーじゃないけど、ナメられたくないじゃん。
 
そのためには、みんなの定時より短い時間で仕事をきっちりこなす力が必要なのですよね。
そしたら必然的に、スタートラインから全力で走るための助走が必要じゃないですか。
それが普段からの意識なのです。
 
まー、普通に意識高いビジネスパーソンは時短じゃない上にこのくらい普通にやってるだろうから、私には太刀打ちできませんわね。 

できる限りのことをやるだけです。