帰省できなかったので（泣）、「芸能人格付けチェック」を観ることができた。
あれは好きだ。クイズ番組を好きなのと同じ理由で、視聴者側も考えることができるからだ。
食べ物系はわからないけど、音楽系とかなら出演者と一緒に考えられる。
特に音楽系は私の正解率が高いから楽しい。ご存知ない方に説明致すと、例えば今日やったやつだと「ストラディバリウスのバイオリンとチェロ、スタインウェイのピアノで総額35億円の楽器からなる弦楽四重奏」と「初心者向け弦楽器と中古のピアノで総額80万円の弦楽四重奏」を聴き比べてどっちが高いやつかを当てる、みたいなゲームだ。
私は小・中とピアノを習っており、中・高・大と吹奏楽部に所属し、クラシック音楽もちょっぴり好きでたまに聴いていたくらいの経歴の持ち主だ。つまり、全然凄くはないが音楽を全くやってなかった人よりは音楽を知っている。
今日のやつも当てた。正解が発表されてから「やっぱこっちだと思ったー」だと説得力がないので、私は一緒に観てる家族の前で正解発表前に「こっちだと思う」って宣言する。「あっちは音が尖ってて音が安い気がするんだよねー」とか言っておく。
そして当てる。
今まで観た中で、音楽系を外したことは1回しかない。その1回はウクレレだった。私は良いウクレレの音の正解を知らなかった。まろやかな音と尖った音の違いはわかったが、どちらが「良いウクレレ」かがわからなかった。結果、まろやかな方を選んで外した。尖った音の方がいいウクレレらしい。へー。勉強になった。
食べ物系は視聴者にはわからないけど、出演者のリアクションやらを観ているだけでも結構楽しいので好きだ。
しかし、「1本100万円のワインvs5000円のワイン」、「100g何千円とかの神戸牛vs680円のスーパーの牛肉」ってやってたけどさ。私にとっては1本5000円のワインも100g680円の牛肉も十分に高級品だぜ。
うちで飲むワインは1本1000円以下だし、牛肉は100g178円のオージービーフ切り落としだ。それすら高いと思っている。
仮に私が出演したとしても違いがわからないだろうな。
この番組で、GACKTさんは今までに間違ったことがないらしい。あるの？いや詳しくは知らないんだけど、すごい連勝していることは確かだ。違いがわかる一流芸能人なのだ。
今日観たやつは、GACKTさんとYOSHIKIさんの連勝コンビで出てた。
通常、出演者はゲームにチャレンジした後に、「A」か「B」のうち正解と思う部屋に行き、同じ答えを選んだ別の回答者と一緒に発表を待つ。全員が答え終わった後に、支配人？のダウンタウン浜田が正解の方の部屋の扉を開けて正解を発表する、という形式が取られる。
今日観たやつもその形式を踏襲していたんだが、連勝中のGACKTとYOSHIKIのチームだけ、VIP回答ルームとか言って金ピカの個室が与えられていた。GACKTもしくはYOSHIKIは、他の回答者と一緒に待たないのだ。
怪しくないですかこれ。公平性を欠いていませんか。
今日もGACKTとYOSHIKIは全問正解で一流芸能人の名をほしいままにしてたけど、個室待機だったら不正解だった場合でも後からどうにでもなりませんか。
まあGACKT様もYOSHIKI様も違いのわかる一流芸能人ですからおそらく正解してるんでしょうけど、だったら視聴者に怪しまれる演出は止した方が良いのではないかと思った次第でございます。
テレビは楽しく観たいよね。
