王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

夏休みの弁当作り

小学生の娘の夏休みが始まって2週間足らず。学童に通わせているので毎日お弁当が必要なんですが。
 
既にお弁当作りが苦痛だーーーー!!!
もうマンネリ化してるうううううう!!
去年どうやって乗り切ったんだ!覚えてねえ!クソ!Fxxk!
多分惰性で乗り切ったな。
キャラ弁なんかとうの昔にやめちまったは。

おそらくですけど、ちゃんとやろうとするから辛いんです。
私は「おかずの既製品率50%未満」を目標にやってます。野菜系おかずはほぼ自作、卵焼きは完全に自作、他はウインナーや冷凍食品の肉魚系おかずが既製品、あとは茹でブロッコリーとか庭で採れるミニトマトを入れてます。たまにうずらベーコン作って入れることはあるかな。
これを「かなり手を抜いてるほう」だと思うか「ちゃんとやってるほう」だと思うかはあなたの立場次第。

私の母は昭和の専業主婦だったので、私の幼稚園のお弁当はほぼ手作りでやってくれてたと思います。内容はよく覚えてないです。覚えてたら参考になるのにな。今度帰省したら聞いてみよ。

当時は今みたいに美味しい冷凍食品がなかったように思います。コロッケか、やたら衣の厚いエビフライか。それもレンジ調理じゃなく油で揚げるやつ。
だから自ずと自作だったんだろうと思います。手の抜きようがないから。

母は専業主婦だったけど、当時働いていたお母さんで毎日お弁当作ってた方は大変だったろうなと思います。実際どうしてたんだろう。スーパーのお惣菜詰めたりはしてたのかな。

あと、私は夜に文章書いてupしたりスマホゲーやったりして遊びたいからお弁当の準備がめんどくさいのです。遊ぶ時間はきっちり欲しい。だからお弁当をきちんと作る人は遊ぶ時間が足りなくなって大変だなと思うのです。もっと遊びたい。
昭和のお母さんは今より娯楽がなかったから、お弁当の準備に割く時間が苦にならなかったのかもしれないと推測してみる。うちの母の遊んでる姿なんかおよそ見たことがない。遊ぶ必要がなかったから働いてたのかもしれませんね。逆説的に。

思うに、日本人は料理をちゃんとしすぎなのではないか。もちろん料理をちゃんとするのは良いことだ。おいしい食材が旬ごとにふんだんに手に入って、それをちゃんと調理する文化もあって、「食育」とか言ってそれを次世代に遺そうとしている。
よきことかな。まことによきことかな。
だけど、このせいでお母さんに負担がかかりすぎるのは良くない。「ちゃんと料理をするお母さん」がいいお母さんで、共働きなんかで既製品に頼りがちなお母さんは良くないお母さん、みたいな風潮は今でもある。専業主婦が共働きを蔑むための口実にもなってる。
子どもやみんなの健康を考えたら、いちから手作りした料理がいいに決まってる。
けど時代は決してそうじゃない。
労働力を移民で補うのを考える前に、きちんと教育を受けている日本人女性を活躍させるのが先じゃないの?と思う。旧弊な価値観で女性を縛るのは時代錯誤だぜ。日本人女性、優秀なのに働けてない人材はザクザクいるぜ。だいたいの人は男性と同じくらい働く能力があると思うんだけどな。
働きたくない女性もザクザクいるけどね。それを啓蒙するのも国の仕事じゃないのか。
あと、女性を働かせたくない男性がザクザクいるのも問題。なんで?移民より良くない?

ちゃんとした料理や食育は時間がある休みの日にでもやって、あとの日は働いたり遊んだりするのがいいと思う。私はそうしてる。
 
明日の娘のお弁当、何入れよう……。