王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

現代人のご馳走

「ご馳走」の語源は、馬で走り回ることだそうである。
昔の人は、客人をもてなすために、馬であちこち走り回って各地から色々な美味しいものを集めてきたのだという。
現代人にとって、ご馳走といえば何だろう。お寿司?ステーキ?それとも旬の時期にしか食べられない山菜やフルーツ?

私は、現代人にとってのご馳走は、「現金」「それも千円札と100円以下の小銭」であると思う。

……と、お馴染みの方にはお馴染みの構文を炸裂させてみました。

 

決してふざけているわけではない。
前にも同じテーマで書いたことはあるが、子どもがいると、小学校の教材費だとか何だとかで細かい現金が必要になることが多い。
普段はキャッシュレスの利便性をここぞとばかりに享受しているため、財布の中に小銭があまり入っていない。千円札も慢性的に不足している。

昨年度までは小学生の子どもが1人だけだったので「煩わしいなあ」ぐらいの気持ちで済んでいた(のにネタにした)が、今年度は小学生が2人になった。
集金、2倍。
必要な小銭、(ざっくりと)2倍。
集金に備えて常に現金を9,999円ストックしてあったのだが、それでは足りない時代が来てしまったようだ。今度から2セット用意しなければいけない。

 

今月は集金の月だった。2人分の教材費を払ったと思ったら、うち1人の教材費の記載に間違いがあって、更に小銭が必要になった。
財布の中にはもう小銭がない。
アレをやるしかない……。

その名も、「スーパーで安いものを1個だけ買ってセルフレジに1万円札を入れてお釣りジャラジャラ大作戦」!
別にスーパーのセルフレジじゃなくても、コンビニ行って駄菓子を1個買って1万円札で支払っても同じです。昨今はコンビニでも現金を自分でレジに入れる方式だから、店員さんを煩わせる負い目もないし。

いずれにしても、この現代では、わざわざそんなことしないと小銭が手に入らないのです。
小銭って、ある意味1万円札より貴重品なのでは?
わざわざ走り回って用意するもの=すなわち「ご馳走」なのでは???

 

そうして無事に今度こそ2人分の教材費を支払ったと思ったら、息子の空手の月謝4,400円の請求が……。
なんだよ畜生!また千円札4枚と100円玉4枚用意すんのかよ!
お手頃価格なんだけど、めんどくさいからいっそのこと5,000円きっかりにしてほしい。4,500円でもいい。
小銭めんどくさい勢は、金額の「4」とか「9」とかいう数字が嫌いなんだよ!

 

必殺!「スーパーで安いものを1個だけ買ってセルフレジに1万円札を入れてお釣りジャラジャラ大作戦」!Season 2!!
※今日キメてきました。

 

学校の教材費も空手の月謝も、引き落としにならないものかねえ。
または、ペイペイや各種電子マネーで支払えないかねえ。
私、めんどくさいの嫌いなんだよ。
学校側としても、集めた小銭集計するの、相当めんどくさいと思うんだけどねえ。

全国に先駆けてそういうシステム導入したら、その自治体や学校はニュースになってヒーローになれるぜ。

PTAに意見してみたらいいのかな。

 

関係ないですが、今日は改行と半改行を使い分けられるようになりました。