王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

音飛び

平成生まれのヤング(死語)の皆さん、「音飛び」って知ってます?
 
古くはレコードの時代。レコードというのはアレですよ、DJの人がキュキュキュってするやつ。黒くて薄くて溝が掘ってあるやつ。
レコードに傷がついていたりするとそこで針が跳ね上がってしまい、曲が少し飛びます。
 
それが音飛び。レコードの場合は針飛びとも言うようです。

私が中学生ぐらいの頃、CDが登場しました。
CDも傷や汚れがあるとその部分のデータが読み取れなくて、曲が飛んだり戻ったりするんですよ。
 
その後MDの時代を経て、MP3プレイヤーの時代が来るわけですが、構造上音飛びしないと思うじゃないですか。

でもするの。

私の車はオプションの「カーステレオとiPodを接続できる能力」をつけていて、通勤時はいつもiPod touchで音楽を聴いてます。 これがちょっと接続が悪くて、何回か挿し直ししないといけない場合があります。
今日は音楽を流してから発車したんだけど、段差のところを通って車がガッタンってしたら一瞬音楽が途切れました。
おおっ!音飛び?MP3で?って思いました。

一瞬接続が悪くなっただけなんですが、CDの時代に感じた「振動による音飛び」がMP3で再現されたみたいでちょっとノスタルジーでした。

「平成初期あるある:CDの音飛び」みたいになるのかな。
ニッチすぎて誰も取り上げないかね。