王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

アニメ「進撃の巨人」に感じるたった1つの不満な点

私はそれほど漫画やアニメが好きというわけではない。
嫌いではない。だが入れ込んでもいない。自分が好きで買ってる漫画といえばHUNTER×HUNTERのコミックスぐらいだ。
忙しいのよ。仕事に家事に育児にネットにゲームにネットにゲームに追われ、漫画とか読んでる暇があんまりないの。

進撃の巨人」は何年か前にブームが来てたなーという印象だった。あとは主題歌歌ってるバンドが紅白出てクッソ滑ってたなという印象しかなかった。
旦那がある日TSUTAYAで中古コミックを17巻ぐらいまでセットで買ってきて、どんなもんだろなーと思って読んでみたら、私もハマった。人気の理由もわかった。
完成された世界観、ほぼ矛盾のない設定、ハードボイルドなストーリー、ときどきコメディ。連載長くなると、後から思い付いたネタがどんどん出てきた結果初期の頃の設定と後の設定に齟齬が生じてくるものだけど、巨人には今のところそれが感じられない。まるで最初から、ラストまでを一貫して考えてあるかのようだ。あるのかもしれない。
いいじゃんこれ。すごくいいじゃん。旦那にいいって言ったら珍しがられた。うるせーな。私だっていいものに限り素直にいいと認めるわ。

最近はアニメをseason1から観ている。借りてきたり、最新のは日曜深夜にNHKでやってるのを録画して観たり。家族で観ていた結果、3歳男児がリヴァイ兵長の真似して言葉遣いが汚くなってしまったが、ギリギリ許そう。そう、3歳児が観ても面白いのよアレ。ウルトラマンとおんなじだから。……こんなこと言ったらファンに怒られそうだけど、3歳児の脳内では「仲間のピンチのときに主人公が巨大化して戦う」はそのまんまウルトラマンやで。最近はウルトラマンだって主人公の葛藤とか筋の通ったストーリーがあって、大人が観ても面白いのよん。最新のウルトラマンルーブは都合により観てないけど。

進撃の巨人」はアニメも良い。原作より絵が綺麗で見やすい(原作の絵はお世辞にも綺麗とは言えない、下手ではないけど)。
そして原作をほぼ忠実に再現していて、原作から入った人が観ても違和感がない。変な改変されてない。回想シーンが時系列に変更されてる違いはあるけど、わかりやすくなってむしろそれでもいいと思える。

だが、私なりにアニメへの不満が1つだけある。
戦う女性キャラの声が高くて可愛すぎることだ。
この作品、強い女性が多く登場する。ミカサを筆頭に、アニ、サシャ、ハンジ、ユミル、そのへんが挙がる。
だが、アニメではミカサやユミルの声が可愛すぎる。凛々しい決め台詞をキメてても、声が可愛らしすぎてぜんっぜん迫力がない。何だよお前ら、やる気あんのか?ってなる。男に守られる側のか弱い女性の声だ。あれらのキャラはそうじゃないでしょ。日本のアニメ声優、そんなのしかいないの?多分いるよね。でもそういうのを持ってこなかったんだよね。キャスティングに問題あるよね。
ハンジはいい。朴さん?すごくいい。金曜ロードショーのオープニングトークしてる人だよね。あれだよ。あのレベルのをミカサやユミルにも宛ててやらないとさー。強い女性キャラが立たないよ。

参考文献:社会的地位や自信のある女性の声は低い(↓の冒頭の引用記事にそんな記述があるだけ)
https://www.shortnote.jp/view/notes/AJ9kmIHc