王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

吹き替えか字幕か

皆さん洋画を観るときは、吹き替え・字幕どちらで観賞されますか?
 
私は字幕。専ら字幕。
 
吹き替えにもメリットがあるのはわかるのですよ。
原語のニュアンスが伝わってるのかどうかわからないような字幕よりも、プロの声優さんが当てた声の方が雰囲気が出るという意見を聞いたことあります。
あとは、字を読むのが困難なお子様やお年寄りに優しいとか、字とか読むのダルい人に優しいとか。
ごめん、字幕派なので吹き替えのメリットがそんなに出てこない。
 
字幕のいいところは、演じている俳優さんの声がそのまま楽しめることです。ジョニー・デップの声が好きです。

プロの声優さんによる吹き替えもいいんですが、どうしても、いかにも吹き替えらしい喋り方になってしまうので、不自然さを感じてしまうんです。
あと、外国人が喋ってるのに音声が日本語で聴こえることと、音に口が合ってないことに違和感があります。
だから字幕の方が好きなんです。

原語が英語の場合は、高校英語までの知識により、わかる言い回しがたまに聞き取れて、嬉しくなることもあります。
 
というような理由で、私は字幕で映画を観賞していました。しかしこの度、もう一つ字幕のメリットを発見してしまいました。
 
「字幕を読まなきゃならないので、他のことができない。」
 
これがメリットです。
 
わたくし独身の時はそれなりに映画が好きで、週に3本くらいレンタルして観ていたものです。なのに、子どもができてからというもの、めっきり暇がなくなりました。
映画以外に好きなことは、ゲームと読書とインターネット。いずれも能動的な趣味です。
※これらを能動的というかどうかは解釈が分かれるところ。私は「自分で手を動かすもの」を「能動的」と言っています。本は自分でページを繰らないと話が進みませんが、映画やテレビは向こうの都合で勝手に映像と音声を送りつけてきます。
※こういうのを趣味と呼べるのかどうかも微妙ですが、趣味とさせて下さい。「ぼのぼの」でアライグマくんが「趣味=オトナが遊ぶこと」と定義していたので、私はそれに従います。

もともと私はテレビ等をじっと観ているのが苦手で、手が空いていたら何かしたくなります。最近だとTwitterを見てるか、何らかのネット記事やブログ等を読んでるか書いてるか、パズルゲームやってるかです。
しかし、映画の言語情報を字幕で追わなければならないとなると、Twitterなんか見てる暇はありません。
だから、私にとっては、字幕で観た場合の方が映画から得られる情報量が多い=映画をより楽しむことができるのです。
 
新たな発見だー。