王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

ネプリーグは好き

ネプリーグが好きだ。
ネプチューン出演のクイズ番組。
まあそもそもクイズ番組全般が好きだ。ドラマとかと違って一方的に情報を発信されるだけじゃなくて、こちらも何か考えるというプロセスが発生するところが好きだ。

ネプリーグの何が好きかって、答えがはっきりしているところだ。唯一解があるところだ。他のクイズ番組だと、答えに「諸説あります」が表示される場合がある。それもう答えじゃねーじゃん。正解じゃねーじゃん。クイズ番組を観る人は正解を知ってすっきりしたいんじゃないの?他にも正解があるのではすっきりしない。
ネプチューンのキャラもいい。彼らは個性が強そうに見えて全く角が立たない人たちだ。私みたいに平和に歳取ると、アクの強いトガった炎上狙いみたいな人はもうお腹いっぱい。どーうせ時代が変わっても本質は何ら変わってないから。
その点ネプチューンはいい。3人それぞれ天才でもバカでもなく、クイズを邪魔しないしゲストの邪魔もしない。ゲストのキャラを立てることはあっても過剰なイジリをすることもなく番組全体的に平和である。昔、おバカをいじる番組があって、おバカのおバカ回答はものすごく好きだったんだけど、色々あって長続きしなかったな。

ネプリーグの大変個人的な好きポイントとしては、クイズの難易度がちょうどいいことが挙げられる。たまに東京の方(東北・北海道から見た関東一円のこと、または都会全般)にしかないチェーン店のロゴとか出てきて「これはどこの店でしょう」ってのがあって私は知らないから答えられないけど、そういうのじゃなければ80~90%くらい正解できる。私にとってそのへんが心地いい。答えられない問題も欲しい。
特に漢字のやつが好きでさ。明治~大正期の小説が好きなら最終問題も正解できることがある。今日の「たまげる」は私正解したよ。夢野久作が好きならできて当然の問題である。小2の娘と3歳の息子しかいなかったので、この凄さも喜びもわかってもらえなかったが。
自分が答えられたときの喜びもクイズ番組視聴の収穫である。
難問を揃えた番組もあって、それはそれで感心するんだけど、視聴者にとっては自分もある程度正解できないとつまんないんじゃないかな。
 
クイズ番組は、他のジャンルの番組と違って自分も参加(したつもり)でき、知識も達成感も得られる。
中でもネプリーグは私にとってマイナスポイントが全くない番組なのである。
もう何年続いてるだろうね。人気番組であることは間違いない。
好き。