王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

建国記念の日(宗教の話に挑戦)

今日は祝日、建国記念の日
だが、息子が通うキリスト教こども園のカレンダーには「祝日」としか書かれていない。
娘が通っていた時代は、2月11日は「信教の自由を守る日」と書かれていた。

調べてみましたー。
 
建国記念の日とは、初代天皇である神武天皇の即位日とされている日らしいです。そんで、キリスト教建国記念の日を認めていない。
そういう対抗的な意味での「信教の自由を守る日」らしいです。

キリスト教天皇制とは相容れないようですね。
まあそうでしょう。特に戦時中においては、天皇は現人神とされて、天皇陛下万歳で、日本国民の魂の拠り所だったでしょうから。一神教であるキリスト教にとっては、認められないものだったでしょうね。
あと、江戸時代に弾圧されたことを許していないとか。

キリスト教系ブログをいくつか見て回ったんですが、説明の熱量に差があって興味深かったです。「天皇制は断固許さん」みたいなあからさまなやつから、「柔らかい物腰で語っていながら明らかに天皇制への呪詛を感じるネチネチ系」みたいなやつから、色々ありました。どっちみち天皇制は認めない。
天皇が「神」でなく「日本の象徴」になったのだとしても、許せるものではないのでしょうね。
 
弾圧っていうことで言ったら、確かに江戸時代、やりましたよね。でも、スペインやポルトガルの宣教師の方々、明らかに日本を侵略しに来てましたよね。弾圧せざるを得なかったと思うよ。弾圧しないと、日本を守れなかったから。
「布教も侵略もしないよ」って約束してくれたプロテスタントのオランダとは、利害が一致したから貿易をした。つまりはそういうことです。

キリスト教も、他の宗教をいっぱい弾圧しましたよね。
女神転生(ゲーム)やってるとどうしても悪魔に詳しくなるんですけど、例えば黒ミサを象徴する「バフォメット」という悪魔はイスラム創始者マホメット」を貶めたものだとか、パレスチナ地方で信仰されていた「バアル神」がキリスト教によって「バエル」「ベルゼバブ」の二つの悪魔にされたとか。枚挙にいとまがない。

キリスト教以外は基本的に「邪教」なんですね。地域地域で親しまれていた土着信仰をことごとく否定し、布教をする。

他の宗教に対してそんなことやっといて、いざ自分らが弾圧されたら「許さない」だからな。お互い様だとは思えないんだろうな。一神教は自分とこが絶対正義だからな。他の教えは「間違ってる」から。
一神教のそういう排他的なとこ、嫌い。
 
私には、多神教であり汎神論でも無神論でもあり、かつ神道や仏教が大いに入ってる、いわゆる「日本教」が性に合ってるんです。

かといって、私はキリスト教を否定しません。なぜなら、キリスト教によって救われていると感じる人が世界中に大勢いるからです。大いに良いことです。
 
本来、宗教は人を救うべきものです。
どんな宗教も、人に幸せを与えるためのものなんですよ。逆に、信仰で幸せになれるならどんな宗教を信じていても、信じていなくても、どうでも良くないですか。
それこそが「信教の自由」じゃないですかね。みんな、信教は自由だぜ。

あー色々書いてたら12日になっちゃったわ。
 
幸せになろうね。