今日は娘の小学校の運動会だった。
ひたすら暑かった。せっかく5月にやってるのにこう暑いのでは意味ない。10月にやってくれ。
こないだ近隣の小学校の運動会でテントが飛ばされてエラいことになったので、今日のうちの運動会までテント設営禁止になった。そういう問題じゃないだろう。未来永劫禁止するの？
うちはテント持ってないから毎年日陰に場所取ってたんだけど、場所取り競争が激化したじゃねーかよおいどうしてくれるんだ。
※でも少人数の学校なので結果的に日陰もガラ空きだった。
私はPTAのお手伝いで朝早くから集合させられてんだけど、そのお手伝いの内容がなんと「テント設営」。
夫に言ったら「は！？」ってナチュラルに変な声出てた。そりゃ変な声も出るわ。
おかしいだろ。なんで保護者のテントはダメで本部や児童のテントはいいんだ！ホワイジャパニーズピーポー！
座る場所は日陰に取ったが、私はPTAのお手伝いで得点集計係をやらされて割と日なたにいたので、必要以上に疲れた。私のようなスーパーインドア人間をお日様の下に出すと、それだけで体力が削られるのだ。なんなら少し体が溶けてくる。
しかし、何もしないで興味のない競技を見ているだけよりも、ゴールで着順の判定をしてる方が楽しかった。その間ワガママ4歳児の面倒を全部夫に押し付けることもできて、非常に快適な時間を過ごすことができた。
ところで、ぶっちゃけ、子どもの運動会が楽しみなお母さんって、世の中にどれくらい存在するの？
朝も早よからお弁当作って、お日様の下で炙られて、大半は自分の子と関係ない競技を見せられてさ。親の側には何一ついいことない。
自分の子にしたって「運動会やだな～、無くならないかな～、体育と運動会とマラソン大会は無い方がいい」というスタンスなので、尚更モチベーションが上がらない。
子どもが運動会をものすごく楽しみにしてるんだったら、親も楽しみになるのかな。
私自信も、子どもの頃は「運動会やだな～、無くならないかな～、体育と運動会とマラソン大会は滅びてしまえ」というスタンスで生きてた。運動会の前日には必ず「逆さてるてる坊主」を吊るす念の入れようだった。「運動会＝楽しい」という認識はただの一度たりとも持ったことがない。
運動が苦手なのは割り切っていたはずだけど、やっぱり衆人環視の中で結果がはっきりするのは嫌なものだ。
あと今年の運動会のダメだった点。
徒競走の組み合わせが、男女混合で完全に背の順だったのだ。娘はそこそこ背が高いため、運悪く、大きめな男の子ばっかりの組に入ってしまったのだ。メンバーを聞いたら、娘のビリは確定だった。公開処刑か。
「もうしょうがないから、前を走ってる子になるべく引き離されないように全力で走れ、とにかく全力でがんばれ」って言うしかないわね。
実力が同じくらいの組で走らせてほしいな。去年までは事前のタイム順だったのに。
夫は「スポーツをする人の気持ちがわかってない」と言った。勝てるか勝てないかの勝負をしてこそ面白いし頑張れる、という意見だ。実力差がありすぎては面白くない。
私は「スポーツが苦手な人の気持ちもわかってない」と言った。ただでさえ走りたくないのに、勝てる可能性が著しくゼロに近いのでは、もっとやる気をなくしてしまう。
スポーツが得意な人も苦手な人も、スポーツは楽しくやりたいのだということがわかった。何が楽しいのかは違うようだが。
また来年。
