王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

ねこ

うちのねこ。子猫のときに旦那が拾ってきて、ちょうど3年くらいになる。
白黒模様こそアシンメトリーだが、綺麗な顔立ちで尻尾が長い、可愛くて賢い奴である。
 
ねこを飼うのは私にとって初めてに近いので色々わからないこともあるが、ねこの飼い方の本に書いてあることとか色々言われてることは正しいんだなと思う。そりゃそうだ、日本人は昔からねことの付き合いは長いんだから。
 
最近実感したのは、知らない人への態度が年齢・性別によってまるで違うということ。
ねこにとって一番安全なのは大人の女性、一番危険なのは男の子や若い男性らしい。
ここに、今までうちを訪れた人へのねこの対応を箇条書きで示してみる。
全ての場合において最初は警戒から始まるので、そのくだりは略する。
 
・私の実母(60代女性)……母がねこ好きというのもあって、最終的には懐いていた。

・生命保険外交員(60代女性)……ケージから出てきてうろうろするくらいには警戒を解いた。

・娘の担任の先生(推定30代女性)……ケージから出てうろうろした。60代女性と同様。

・家電製品修理の人(推定50代男性)……ケージからは出て来ず、修理の様子をじっと見ていた。

太陽光発電の営業マン(推定40代男性)……ケージから出て来ず様子を伺っていた。50代おじさんと同様の反応。

太陽光発電の工事の人たち(推定50代と推定30代の男性)……同様。

・娘の友達の女の子(小1)……同様。この子もねこ飼ってる。私から見たらこいつが一番ヤバい奴なのだが。

五月人形を搬入しにきた、明らかに昔やんちゃしていたであろうお兄さん(20代前半男性)……ケージで縮こまって「ハーーッッ」「ハーーッッ」て威嚇してた。お兄さん自身はねこ飼っててねこ好きで、うちの近くの農業高校を卒業した陽気な青年だった。
 
・昔の友達の男の子(小2)……今まで聞いたこともない「ギャー」って声を出してケージに閉じこもった。私がびっくりした。その子が帰りにケージの前を通りかかった時にも威嚇してた。
 
わかるんだね。本能って凄いね。
 
うちの3歳男児なんかねこにとって最も害だと思うんだけど、いつも同じ家で暮らしてるし、ねこが3歳児を下に見てるフシもある。だから共存できてる。
3歳児はスポンジ製の剣でねこをバシバシ叩いたりするが、ねこは反撃しない。多分、本気で害をなすことはないとわかっているのだろう。
 
可愛くて賢い奴である。ねこ。