王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

有休日数チキンレース

今日は弊社の就業カレンダーにより、土曜なのに出勤日だった。

この時期になると、土曜出勤日は男性社員がいっぱい有休で休んでるのに、おかあさん社員が軒並み出勤するという怪現象が起こる。

おかあさん社員はみんな有給が足りないのだ。みんな土曜出勤日は有休にしたいのに、有休が残っていないから、仕方なく出勤するのだ。
あ、「仕事もないのに無理に出勤」じゃないんですよ。仕事はあるんです。でも、1日ぐらい休めるっしょ。

私も休みたかったよー。でも出勤してきたよー。
なぜなら、私の有給休暇も、おかあさん社員たちの例に漏れず、あと1.5日しか残っていないからです。
子どもや私が具合悪くなったら、一発でトぶからね。
これまでの土曜出勤日ほとんど休んでたら、このザマだ。だって、土曜はおかあさんがおうちにいた方がいいと思ってさー←子どもや夫に言われたわけではなく自主的に休みたくて有休取ってた。

私はまだいい方みたいです。1.5日残ってるから。
有休を全部使い切って「欠勤」になってるおかあさんもいるんです。「欠勤」になると、たぶん業績評価に影響が出ます。気の毒な話です。

わが社では、朝礼報告といって、勤怠などの連絡が毎朝メールで送られてくるんですが、いつしか私は「欠勤」の欄に注目するようになってしまった。
たとえば、Kさん(まあまあ仲良いおかあさん)今日も欠勤かー、お子さん具合悪いのかなー、と思う。そういう見方をする。おかあさんが欠勤だと気の毒に思う。
 
私だけじゃない。おかあさん社員はみんな「欠勤」欄に敏感だし、有休残数が共通の話題になる。
私はあと1.5日残ってるが、お話した何人かのおかあさんが「いいなあー」と言ってきた。聞けば0とか0.5とかだ。
私には園児がいて、有休とは別に看護休暇を5日使えるからこんなんで済んでいるのだ。でなきゃとっくにハコってる。
※ハコる……麻雀用語。持ち点がマイナスになること。
 
今言えること。
 
(1)おかあさんがこんなんなる前に、おとうさんが看護休暇取りやすい世の中になるといいね。うちは(条件が揃えば)夫に看護休暇取ってもらえるし、子どもたちが比較的丈夫なので、恵まれている。おとうさんにも看護休暇は認められてるからね。
(2)生理休暇を使うのも手だぞ。生理痛がいかんともしがたい時、月1日だけ休む権利が認められてるぞ。わが社の就業規則にははっきり書かれてるぞ。
それを上手く使ったら1年で12日休みが増えるんだけど、まあ心理的な抵抗があって申請しにくい休暇ですわね。
 ちなみに私は、勤続20年ちょっとの間で3回だけ使ったことがあります。もっと使っといたら良かった。
 生理休暇のことを他部署の中途採用おかあさんに言ったら、その制度自体を知らなかったらしい。そこの部署の上司、ちゃんと説明しなかったの?それは問題だろ。
 
えー、今回のノート、笑い事みたいに書いたけど、切実な話なんですよ。
高等教育を受けた日本の女性は、社会に対してもっと貢献できるはずなんですよ。これ今までも何回か言ったと思うけど、何回でも言うよ。働きたい女性をもっと活かしてくれ←誰に言ってるのか。