王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

共感性羞恥っていうのか……

今日、V6の特番がやってましてね。昔やってた「学校へ行こう」みたいなの。中学生?高校生?が屋上に立って主張するコーナーとかある番組。
なんでこんなに曖昧なのかというと、私ああいうのが苦手で観てられなくって、まともに観たことがないからです。
今日は旦那が観たいようだからその番組にチャンネル合わせてたけど、私はやっぱり無理で、その間ゲームやってた。ネプリーグ観たかったなーと思ってた。スカッとジャパンスペシャルよりはマシだなとも思ってた。
 
他人が恥をかく場面を見ていると自分まで恥をかいたような気になってしまう、その現象を「共感性羞恥」というらしいです。
数年前にテレビで紹介された言葉だそうです。これ知ったときはストンと腑に落ちました。私があの手の番組苦手な理由はこういうことだったのか。
でも、この気持ちがわかる人がたったの10%しかいないという事実にショックを受けました。マジかよ。30~40%くらいはわかる人いると思ってたわ。

NHKでやってた「中学生日記」が一番ダメでした。中学生の少年少女が生々しい問題で悩んだり失敗したり挫折したりするやつ。もうダメ。観てられない。うわーーーーーーってなる。
私がスカッとジャパン嫌いなのも、もしかしたらこっちの原因かもしれない。善良な市民が変な奴に嫌な目に合わされているシーンが単純に苦手だからね。
 
でももしかしたら私の状態は共感性羞恥だけじゃないかもしれない。他人の緊張がとにかく苦手。必ずしも緊張→失敗→恥、というわけではないので羞恥とは違うかもしれないけど、少なくとも類似の現象ではある。
未成年の主張(やっとコーナータイトル思い出したわ)」にしてもハラハラするから観ていられないのだし、まあ馬鹿キャラの男子生徒がウエーイって言ってスベってるの観るのも嫌なんだけども、あの場に立つ緊張感が一番苦手な要素かな。

他には「逃走中」もダメだし、弱小スポーツ部に有名アスリートが肩入れして強くしようとする番組も苦手だし、NHKの小学生向け道徳教材番組(今は知らないけど昔でいうと「さわやか三組」みたいなの)も苦手だし、ドラマ全般苦手だし、あとは何だろうな、苦手な番組がけっこうあってそういうのはハナっから観ないからよくわからない。
あ、共感性羞恥の例として必ず出てくるドッキリ系の番組は漏れなく苦手です。特に素人ドッキリはダメ。昔のロンブーのガサ入れなんかは、中学生日記の次にダメだった。

自分が羞恥や緊張に弱いからこうなのかな。私がテレビあんまり好きじゃないのは、他人に恥かかせたりプレッシャー与えたりする番組が多いからなのかなと思った。テレビが全部ピタゴラスイッチ特集(百科おじさんと片桐仁が出るやつ)だったらもっと積極的にテレビ観るもん私。
 
でさ。共感性羞恥属性持ち人間が全体の10%しかいないことを今日私は知ったわけで、旦那は絶対違うんだろなーと思って試しに聞いてみたところ、

ほんっとに
完全に
1mmも
1nmも
完膚なきまでに

理解されなかった。
 
精神病じゃねーの?とまで言われた。
色々弁解やら主張やらをして、こういう人もいるんだよって言っといたけど。

まあそうだろうねー。旦那、スカッとジャパンも逃走中も未成年の主張もスポ根番組も大好きだしねー。
でもここまで理解されないとは思わなかったー。やっぱ他人って他人なんだなー(自分以外は全て他人というスタンスに基づき)。
いいなあ残り90%の民は。手放しでテレビ観られてさぞ面白いんだろうなー。羨ましいわ。ほんと割とマジで。
 
90%の人が楽しめる番組を楽しめないのか。不便だな、共感性羞恥ってやつは。