王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

ラ・フランス

ラ・フランスを沢山頂いた。
大振りで高級そうなラ・フランスが、なんと15個も!
 
うふぉぅ~~~~~~~~~♪
ぃゃ~~~~~~~~~~ん♪
ハァァァァァァ………………(よだれ)
私と娘は、「ラ・フランスのダンス」と言いながらフラダンスみたいなのを踊って喜んだ。ラ・フランスでフラダンス……
 
ラ・フランス大好き。
果物の中で1、2を争うほど好きです。
ちなみにナンバーワン争いをしている他の果物は、りんごとメロンとパイナップルです。りんごは普段使いの王道フルーツ、メロンはゴージャス感、ラ・フランスは期間限定特別感、パイナップルはトリッキーな奴です。私のフルーツ四天王と呼ぼう。
「パイナップルが倒されたか……」
「だが奴は我ら四天王の中では最弱。日本の定義では果物かどうか疑われるような奴※には四天王の荷は重すぎたということだ」
   ※多年草だから果物らしいです。
「次は私が参りましょう……」
ラ・フランス……」
 
ラ・フランスは性別で言えば女だと思う。ラ・フランスと、果物の女王と言われるマンゴスチンと、あとシャインマスカットあたりは女だと思う。

ラ・フランスは見た目が武骨で緑色で、決して美しくない。しかしひとくち食べてみると、たまらない芳香がお口の中に溢れ返る。ジューシーで、甘味と酸味のバランスがとにかく絶妙。
昨今、品種改良技術によって見た目にも美しい果物が沢山生まれているけど、ラ・フランスの外観はいつまで経っても美しくならない。勝手な想像だけど、品種改良で外観を美しくしてしまうとあの香味が失われてしまうんではないだろうか。
ラ・フランスの最大の魅力は香味なのだ。外観を捨てて、パラメーターを香味に全振りしているのだ。得意分野を最大限伸ばす、私はそういうキャラに魅力を感じる。キャラが立つというだけじゃなく、苦手もはっきりしているという点で何だかすごく人間味を感じる。私が能力バランスの悪い人間なので、ラ・フランスには共感をおぼえる。苦手分野は仲間がフォローするんですよ。もしくは、得意分野で誰にも負けない力があれば苦手分野もカバーできる。ラ・フランスは後者だろう。
 
そんなこんなでラ・フランス。食べ頃の見極めが結構難しいのよね。何度失敗したことか。早いうちに切ってしまったり、遅すぎて傷んだり。
 
今回頂いたラ・フランスは美味しく食べることを誓います。