王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

まん

以前、こんな記事を目にしました。
カップヌードルやポテトチップスなど、複数の味があるものは、だいたい上位3位まででシェアの大半を占めるのだそうです。
私も概ね同意します。

しかし、このように「法則」的なものがあると、私はついつい「同じ法則に当てはまるもの」や「当てはまらない例外」を考え始めてしまいます。考え方のクセみたいなもんです。職業病とも言う。
というわけで、便乗して私の意見を述べます。

当てはまるもの、当てはまらないもの、色々ありますが、「トップ3」でも「トップ5」でも、はたまた「四天王」でもない、「二大巨頭」という図式も存在します。

その1 おにぎりの具:なんだかんだで鮭と梅が二大巨頭。
3位は誰だ。焼たらこ?おかか?昆布?明太子?
コンビニの台頭でツナマヨが市民権を得てきたけど、マヨとか邪道だからな。でも大好き。
個人的な3位は焼たらこ。むしろ焼たらこは個人的に1位。
でも、実際の人気に関わらず、「おにぎり」といえば鮭と梅でしょう。

その2 中華まん:なんだかんだで肉まん、あんまんが二大巨頭。
こちらも3位の位置付けが難しい。「え、ピザまんじゃないの?」と思った方は、きっと30代以下の若者です。
40代以上はおそらく、「肉まん、あんまん、カレーまん」と言うだろう。肉まんとあんまんしかなかった昔、第三勢力として登場した「カレーまん」は、斬新で美味しかった。皮も黄色くて、目立ってた。
しかし、「ピザまん」って奴が出てきて、カレーまんの地位を脅かし始めた。これまで「斬新な味」と言えばカレーまんだったのに、イタ飯ブームに便乗して(かどうかはわからないが)ピザまんってやつが出てきた。トマト味なうえ、中にとろけるチーズが入ってる。人気が出ないわけがない。
すっかりカレーまんの地位を奪ったピザまんだが、40代以上の人々の心に沁みついている「肉まん、あんまん、カレーまん」という言葉のリズムを崩すまでには至っていない。ということにさせて下さい。お願いします。
もう、「肉まん、あんまん、カレーまん、ピザまん」の四天王でもいいわ。ここは。
そんで、ここで四天王の地位を追われそうな奴はカレーまんじゃなくて実はあんまんだからな。
実際の人気に関わらず、「中華まん」といえば「肉まん、あんまん」と言われてるけど、実際あんまんってそれほど売れてなくない?おにぎりで言う梅の位置じゃない?

ところで、今(2019年11月)、セブンイレブンに「つぶつぶつぶつぶコーンポタージュまん」というけったいな名前の中華まんがあります。
順位で言ったら50位以下ぐらいの奴かと思うんだけど、だいぶ冒険したな、ネーミング。
どーうせこちらが律儀に「つぶつぶつぶつぶコーンポタージュまん」って注文しても「コーンポタージュまん」とか復唱されるんだろうと思ったらその通りだったは。レシートも「つぶコンポタまん」、付いてる紙にも「つぶつぶコーンポタージュまん#マルハニチロ」って書いてたぐらいだった。
せめて店員さんは「つぶつぶつぶつぶコーンポタージュまん」って復唱して欲しかったです。こちらの心意気に答えてくれよ!なあ!

つぶつぶつぶつぶコーンポタージュまん、美味しかったです。