大 体が大きくてパワーがあるが、動きが速くない。選手によっては途中でガス欠を起こし、後半動けなくなる。尚、自分より大きい相手に弱いという特徴もある。
小 体が小さくパワーはないが、すばしっこくて手数が多く、最後まで有効打を確実にたくさん当て続けるタイプ。動きの鈍い大に強いが、動ける中には力負けする。
中 体の大きさとパワーが大と小の中間で、多様な技を駆使して戦う正統派が多い。小と同様に最後まで動ける。
ってね。全ての選手がこれに当てはまるわけではないが、息子くらいの学年の選手たちは、大きく分けるとこの3つに分けられる。
あ、息子が空手の大会に出ましたよって話です。
3回戦で強い子に負けました。いい試合してた。2回勝てたことは、それはそれでよくやった。
さきほどの大中小の話。技のレベルが同じならという前提に立つと、以下の傾向がある。
小は大に強い。
後半、大の動きが鈍くなってきたら、有効打をパスパス当ててポイントを稼いで判定勝ちする。
中は小に強い。
普通に真っ正面から打ち合って小に勝てる。
大は中に強い。
これも真っ正面から打ち合って中に勝てる。
但し、他の2タイプほど確度が高くない。最後まで動き続けられない選手もいるからだ。レベルがそれほど高くない大の選手は、動けなくなる子がわりと多い。
うすうす気づいてはいたけど、今回の大会を見てて、この傾向があると確信した。
「そこそこの小はそこそこの大にそこそこ勝ってる」ことに気付いたのが面白くてね。ここで語りたくなったのです。
身も蓋もないことを言うと、技のレベルが高くて最後まで動ける大が最強ですよ。今回そういう子が優勝してた。
だが、小の選手だって、技を磨けば大きい選手に勝つこともできるのです。
見ていて本当に面白いです。
実際戦ってる選手は、痛くて辛いだろうけどな。※フルコンタクト系。
うちの息子は完全に中です。
速さや手数は小の方に近いので小にめっぽう強いし、自分よりやや大きい相手にもけっこう勝てます。
但し格上の中や強い大にはやっぱり負けちゃうので、今後も精進。日々精進。
大中小で語れない、どこにも属さないタイプの選手もいます。ハイキック特化型とか、オラオラパンチ連打型とか、パワー攻撃特化型とか、そういうピーキーな選手。
こういうのも見ていて楽しいです。
やっぱ面白いな、息子の空手。
同じ学年の男子の試合はほぼ全試合録画してきたよ。
これを見ながら酒を飲むのが楽しいです。結局何かを肴にして酒を飲む。