息子の同級生に、小板橋さん(仮)という子がいる。
実際には小板橋さんではないが、「小」で始まる、そんなに数が多くないであろう名字だと思ってほしい。
その子の話が話題に上ったとき、私は「小板橋って名字、カッコいいよね」と言った。
それを聞いていた夫が「いや小板橋はダメだ。『小』だから」と言った。
夫は以前から言っていた。「小」で始まる苗字は位が低いのだと。
※気を悪くする方がいるかもしれないのであまり褒められた話題ではないのですが、これは夫の持ちネタみたいなものだと思って下さい。夫も、本気で「小」のつく人を馬鹿にしているわけではありません。
どういうことかというと、「小林」さんよりも「中林」さんや「大林」さんの方が強いらしい。
じゃあ「林」さんはどうなの?って聞いたら、「難しいなー」って言ったあと、「林さんより森さんの方が上」と言っていた。
それなら「大林」さんと「小森」さんはどっちが上なのか聞くと、「そこは同格」だそうだ。
その気持ちはなんとなく私にもわかる。←わかるなよ。
「小林」さんと「林」さんの序列はわからないままだが、馬鹿な話なので、今更わざわざ夫に聞きにくい。だから自分で考えることにした。
おみくじの「大吉」「小吉」などの序列は、
①大吉>吉>中吉>小吉>末吉
②大吉>中吉>小吉>吉>末吉
の2つの解釈があるらしい。
「大林」さんと「小森」さんを同格とし、仮にパターン①を適用すると、名字の強さは
大森>森>中森>小森=大林>末森=林>中林>小林>末林
になるのだろうか。
パターン②だと、
大森>中森>小森=大林>森=中林>末森=小林>林>末林
になる。
いや、もしかすると、林さんは大林さんより上の存在かもしれない。全ての林系の頂点に立つのが、無印の林さんなのかもしれない。
その新パターンを適用すると
森>大森>中森=林>小森=大林>末森=中林>小林>末林
なに時間かけて名字の序列を考えてるんだろうな、私は。
小板橋さん(仮)はかっこいい、で終わってた話なのに、夫が変なこと言うからさあ。