王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

会社の仕出し弁当

わが社では、ランチは
①会社でまとめて発注してくれる仕出し弁当(1食350円)
②持ち込み
③会社の自販機で買えるカップヌードル(5種、各180円)
の3択である。
大企業ではないので社員食堂なんてものは無いし、田舎の工業団地であるため近くに歩いて行ける飲食店もコンビニも無い。わざわざ車で行くには時間が惜しい。
 
そのうち、①の仕出し弁当について話をしようと思う。
 
私は独身の頃は仕出し弁当を毎日利用していた。自分のために弁当を作る気がなかったからだ。
350円で満腹になれるし、それほど内容も悪くない。手作り味噌汁もついてる。なんでも、わが社の総務課が頑張って交渉して、お弁当屋さんに最大限のパフォーマンスを要求しているらしい。

弁当代は給与から天引きされる。弁当を利用していた頃は、350円×だいたい20日=だいたい7,000円が引かれていた。弁当をやめたら手取りがだいたい7,000円増える。単純計算だ。 

というわけで、私はある日突然、仕出し弁当の利用をやめて②の持ち込みにシフトしてみた。
自分一人の弁当を作るのは、そんなに苦ではなかった。
弁当を作る気がない時は、通勤途中でコンビニに寄ったり、家からカップ麺とおにぎりを持って行ったりした。コンビニの日は仕出し弁当より高くつくけど、たまになら構うまい。

それで数年は上手く行っていたのだが、新型コロナの長い特別休暇+リモートワーク生活を経験してしまった後の私は、弁当作りも含め、あらゆるやる気が-30%になってしまった。
※本当にコロナのせいだろうか?
 
弁当を作る気がなく、カップ麺を食べるには暑い、と来ればコンビニ飯だ。
しかし最近、うちのお坊っちゃまが保育園行きたくないと愚図る日が多い。彼もまた新型コロナ流行に伴う生活の変化の犠牲者なのだ。彼も私同様、家が好きなのだ。
彼が愚図ったときは朝の時間がいたずらに消費され、コンビニに行く時間がなくなる。
 
という紆余曲折を経て、①の仕出し弁当が私の人生に再び現れるようになったのでした。

前置きがすごく長かったけど、本当に私の言いたいことはここからです。
 
私の仕出し弁当あるあるー

・普通のハンバーグかな、と思って食べたとき、中にチーズが入っていると、テンションがめちゃくちゃ上がる。しかしそれを周りに悟らせないよう平静を装う。

・串カツが入っていて、それを上から食べると、最初は豚肉だが下の方が全部玉ねぎでがっかりする。なので一旦串を外し、下の玉ねぎの方から食べると、豚肉を最後に残すことができる。私は好物を最後にとっておく派だ。

・最近の弁当で串カツみたいなのが出たが、全体がかまぼこのフライだった。下から食べた意味なかった。これ、串に刺す意味あった?

・単なる野菜の煮物かなと思って食べたら酢を使ったさっぱり煮だったり、目に見えない唐辛子が効いてて見た目より辛かったりと、意外な味がしてびっくりする。

・シェルマカロニとミックスベジタブルのマヨネーズ和えサラダ、シェルの中にグリーンピースやコーンが詰まっていがち。
 
自分で作った弁当って、内容が全部わかってるから楽しみも何もないんですよね。
たまに仕出し弁当を頼むと、意外な楽しみがあって良いものです。
 
ダイエット等には自作弁当がいいに決まってるんですけどね。
コロナ太り……ああ……