王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

赤子カフェ

人権や制度、安全性などの問題で絶っっっ対に実現しないのはわかってるんだけど、新しいビジネスを考えました。 

その名も 

赤子カフェ。


要は猫カフェみたいなやつです。猫の代わりに、生後2ヶ月~1歳0ヶ月の人間の赤子がウヨウヨいます。
お客は、赤ちゃんを抱っこしたりあやしたり、時間が合えばミルクや離乳食をあげたりすることができます。
 
子どもが小学生くらいになって、「ああーもう一回赤ちゃん育てたーい、でも夜泣きとか面倒くさいのは御免ー、赤子の可愛さだけ味わいたーい」と思っているお母さんお父さんがターゲットです。
 
もちろん、人権や制度も完全には無視しません。

赤ちゃんの親は、保育園か託児所のつもりで赤ちゃんを赤子カフェに預けます。そう、赤子カフェは託児所なのです。
託児所扱いなので、親の側がお金を払って赤子を世話してもらいます。有料託児所です。
カフェ側が親にお金を払う制度だと、金欲しさに子どもをブチ込む親が多発します。それだけは絶対やっちゃダメ。

赤子カフェには、資格を持った保育士が常駐しています。ちゃんと、乳児3人当たり1人の保育士がいます。お客がいなくても、時間になったらミルクや離乳食を与えるし、泣いたらあやすし、お昼寝もさせるし、安全には目を光らせています。

お客にも条件があります。
申し訳ないですが、「子育て経験者」に限らせて頂きます。そして、虐待だのネグレクトだのの前科がない人に限ります。
ここは慎重になります。だって人様のお子様をお世話するんですから。やり方がわかっている人に限ります。
抱っこの仕方、ミルクのあげ方、赤ちゃんの近くに危険な物や熱い物を置かない気配り、などなど、どうしても経験がないとわからないものですので。
ガッチリ保育士さんがマークしてれば、未経験の方でも大丈夫かもしれない。

「保育実習をしたい」という学生さんにも良いかもしれませんね。もちろん有料。学校を通して申し込み、団体料金適用。

カフェなので食べ物や飲み物もあります。赤ちゃんの手が届かない高さのテーブルでご飲食下さい。安全のため、ホットドリンクはありません。こぼして赤ちゃんに火傷させたら大変だから。

で、赤ちゃんを世話したい利用者も、もちろんお金を払います。猫カフェにお金を払うのと同じです。
赤ちゃんを預ける親と、赤ちゃんを構いにくる利用者からのお金で、保育士のお給料を賄います。

その他
・写真、動画の撮影は禁止
・赤ちゃんに勝手に飲食物を与えない
・暴力、絶対ダメ
・特定の赤ちゃんに過度の思い入れを抱かない

こんなところかな。
 
実現性はだけど、ちょっとだけ、あったらいいな~と思う人いませんか?
親は赤ちゃんを預けることができて、お客は赤ちゃんと触れ合うことができて、保育士さんはお給料をもらえる。
Win-winどころかwin-win-winじゃないですか。ウィンウィンウィン。
 
あったらいいな、赤子カフェ。
たまにホヤホヤの赤ちゃん抱っこしたいー。