王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

美味しいたけのこご飯

たけのこ、今年は手に入らないかと諦めていた矢先に、大量に頂いた。
二週連続で週末は鬼のようにアク抜きをした。心も半ば鬼になってた。
 
鬼のようにアク抜きした後は、鬼のようにあらゆる調理法で消費して、余った分は鬼のように刻んで鬼のように冷凍した。鬼殺隊が来たらたちまち首を斬られていただろう。

千切りか短冊切り、または一口大に切っておけば、冷凍しても食感はあまり損なわれない。
こうして、我が家(核家族の一般家庭)の冷凍庫の1/5くらいはたけのこに占拠されることとなった。尚、1/8くらいは既に、3月に家庭菜園で採れた九条ネギの輪切りで占められている。ネギを切ってる間も、私はもちろん鬼化していた。
 
というわけで、うちの冷凍庫には鬼刻みネギと鬼刻みたけのこが大量にストックしてあります。たけのこは青椒肉絲に使える千切り、煮物やたけのこご飯に使える角切り、汎用的に炒め物に使える短冊切りがございます。欲しい方には1袋300円でお譲り致します。
っていうくらい冷凍庫のスペースが取られてるし、原価はほぼタダだけど加工賃(水道光熱費と私の労働賃金)がかかってる。もちろん送料は別途頂きます。
 
毎年毎年嫌になるけど、でも、採れたてを自分でアク抜きしたたけのこは美味しいんですよ。とうもろこしのような香りと、ほのかな甘味。コリコリとしているが硬すぎない適度な歯触り。たまらんですよ。

孟宗竹の生えてない北海道に生まれ、海沿いの漁村に育った私が、何の因果か毎年大量のたけのこのアク抜きをしている。
人生何があるかわからないものですね←と言うには話の規模が小さすぎやしないか。
 
たけのこの代表的な料理に、たけのこご飯があります。
しかしそれがいまいち美味しくできなくて、困っておりました。
 
だから去年から、市販の釜めしの素にたけのこを混ぜて炊くことにした。

使用する釜めしの素は、丸美屋だと比較的あっさり系の「きのこ釜めし」がいい。次点で「五目釜めし」。一方、「鶏釜めし」は、鶏の旨味と脂がたけのこの香りを打ち消してしまった。他はまだ試していない。

米はうるち米2合に対して餅米1+1/4合をブレンドし、炊飯器の3号の目盛りよりもやや少なめの水加減にする。
そこに釜めしの素と刻んだたけのこ2掴み分くらいを豪快にドーン!と入れ、よく混ぜて、あとは炊くだけ。
 
誰でも間違いなく美味しいたけのこご飯ができます。
市販の「素」を使ってるんだから美味しくて当たり前なんだけど、その、ちょっとした水加減とかさ。選ぶ「素」の種類でさ。かなり違ってくるから。初めて作ったときは3合きっちりの水加減でやって、ベチャベチャになったから。
 
あと、たけのこのアク抜きを失敗したら元も子もないので、これはちゃんとしようね。
もしアク抜きを失敗してエグ味が残ってしまったら、キーマカレーにするといいよ!ネットで見た!実際、初めてアク抜きやったとき失敗したから半信半疑でキーマカレーにしてみたんだけど、ほんとに気にならなくなったから!
 
結論:市販の釜めしの素とインターネットの集合知は偉大。
 あと私のたけのこアク抜きは偉大←これもネット情報。