#読んだ本が人間性に影響するらしいのであなた人生のベスト21を教えて
皆様色々な本を読んでいらっしゃるなあ、皆様江戸川乱歩がお好きだなあ、などと思っていたら、私も我慢できなくなりました。
いや、読んだ本ってマジで人間性に影響するから、発表するのがちょっと恥ずかしい気もするね。
VOWシリーズ(特に3)……雑誌「宝島」の投稿コーナーをまとめた書籍。読者が街で見かけた変なものを集めたやつ。なんやかんやでこれが一番私の人生に影響を及ぼしている。
ゴールデンボーイ……S・キング。
ザ・スタンド……キングのクッソ長い本。
ミザリー……これもキング。アニー怖い。
悪霊の島……またキング、マイナーながら私の一番のお気に入り。
月と六ペンス……モーム。キング「悪霊の島」のインスパイア元みたいな作品。
ドグラ・マグラ……夢野久作の代表作、これを読む者みな狂う(大袈裟)。
異邦人……カミュ。主人公の精神状態が私にそっくりで、他人とは思えない。
第四間氷期……安部公房。今で言うAIやコンピューターシミュレーション技術を先取りしたSF作品。最後の部分の景色がなんかいい。
のほほん雑記帳……大槻ケンヂのエッセイ集。
書を捨てよ、町に出よう……寺山修司。大槻ケンヂに多大な影響を与えた。この本、フリーマーケットで、初版本をカバー無し・状態悪しなのに1,500円で買ったが、後悔はしていない。横尾忠則のイラストも気持ち悪くて良い。
犬神家の一族……乱歩もいいけど私は横溝正史。古本屋でカバー無し・状態悪しなのを50円で買いました。お買い得。
八つ墓村……やっぱり横溝正史。これも50円で買いました。本の価値って結局のところ、ソフト的な中身じゃね?
自負と偏見……オースティン。「高慢と偏見」とも。特に大したことが起こらないのに、最後までわくわく面白い。日常系アニメのはしりでは(過言)?
コバルト文庫の星子シリーズ……山浦弘靖。中学生の頃に夢中になって読んでた。中学生だったため、作者がエロ狸オヤジ(とても失礼)だったことに軽いショックを受けた。コバルト文庫は氷室冴子も藤本ひとみも読んでたけど、私は星子シリーズが好きだったな。
帝都物語……荒俣宏。これも中学生の頃に夢中で読んでた。魔都・東京の霊的ファンタジー詰め合わせで、とても良いです。ゲーム「女神転生」にも繋がる要素。
『豊饒の海』四部作……三島由紀夫。すげえよこれは。ちなみに第四部「天人五衰」を書き上げたあと、三島は自衛隊市ヶ谷駐屯地に乗り込んで割腹自殺します。
ラヴクラフト全集……宇宙ヤバい。
赤毛のアン……中学の頃、「虚栄心」という言葉を私は赤毛のアンで知りました。同じく「虚栄心」という言葉を赤毛のアンで知ったという人が私と同じ会社にいて、軽く盛り上がりました。バニティ!
世界史を大きく動かした植物……稲垣栄洋。近年読んだ中で最も感銘を受けたノンフィクション。人類は植物の奴隷です。現代の人類が労働しないと生きられないのは、全部植物のせいです(極論)。
漫画とか入れても良かったけど、漫画は単品で前にやってるから、今回は外しました。私を構成する漫画はこっち。
好きなものを語るの、いいね。