王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

「嫌い」と「苦手」は違うんだなって話

食べ物ではなく生活において、「嫌い」と「苦手」は必ずしも同じではない。
 
私の場合、集団行動がそうだ。集団行動は嫌いだけど得意だ。
できれば自分のペースで好きに行動したい。やりたくないことはやりたくない。だから集団行動は嫌いだ。
しかし、一旦集団行動に巻き込まれたら、私はみんなに任せる。主体性が一切なくなる。みんなの行く方について行く。意見を求められたらなんか言うけど、基本的には集団行動になると責任放棄みたいな態度を取る。
そっちの方が楽だから。 
だから集団行動は得意だ。
 
ぼのぼの」に出てくるスナドリネコさんのモットーに似てるかも。曰く、「ひとりでやることは、ひとりでやる。みんなでやることは、みんなにやらせる」。

「嫌い」と「苦手」が必ずしも同じでないように、「好き」と「得意」も必ずしも同じでない。
私の場合、それはパズルゲーム。あと手芸や工作。
 
かねてよりパズルゲーム好きを公言している私だが、上手だと言ったことは一度もない。
むしろそんな上手くない。
先を読む力や多角的な視野が徹底的に欠如してるみたいで、オセロだと最弱の初心者向けCPUに負けたりする。
 
お絵かきロジックや数独テトリスはまあまあ行けるが、キャンディクラッシュ等のマッチ系とぷよぷよは下手。このマスが消えたらどうなって連鎖がどうなるとか一切読めないから。
 
それでも、時間を忘れて楽しむくらいには好きなんですよ。
単純作業が好きなのかもしれない。
データの入力とか集計とか好きだしなあ。あと作業標準書の作成とか改訂とか大好きだな。こういうのは「好き」でかつ「得意」なやつ。
 
手芸や工作も、好きなんだけど、まあまあ不器用でかなりズボラなので、上手くはできてないですね。
でも作ってる時間は楽しくて好きなんです。没頭できてる。

不思議ですね。人間て。
 
「レベルの低い音楽だけどなぜだかすごく好き」とか、「怖いし気持ち悪くて嫌いけどなぜだか魅力を感じてしまう」みたいな矛盾も、よくあることですよね。
 
掘り下げてみたら面白いかもしれない。
もっと暇な時間が欲しい。こういうことばっかり考えて過ごしたい。あと、1日に16時間くらいパズルゲームやりたい。