王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

声が低い

http://news.livedoor.com/article/detail/14979655/
日本人女性の声は、なぜこうも「高音」なのか

少し前に読んだ記事。

私めっちゃ声低くてねー。みんな声高いなーと思ってたけど、この記事読んで合点がいったわ。
作ってやがったのかみんな。

あ、これから「高い声が嫌い」という話をします。地声がもともと高いという人はごめんなさい。地声がもともと高い人をディスるつもりじゃないです。個人的に苦手ではあるけれど。

声が高い→女の子らしい→モテる っていう図式なんですね、日本では。
だからみんな声高くて羨ましいなーと思ってた時期が私にもありました。

そもそも声を作るっていう発想がなかった。そういうところが不器用人間なのである。

そりゃ電話に出るときとかはみんなと同じくワントーン高くなるよ。その方が受けが良さそうだと社会的に刷り込まれてるからね。でもだんだん繕えなくなってきて、どんどん地声になって極低音になっていく。疲れるんだもん。
作ってる人みんな、疲れないのかな。

自分の地声が低いせいなのか、私は高い声が苦手だ。個人的にわりと好きな娘の同級生のお母さん(該当者2名)が声高いんだけど、わりと好きなのにもかかわらず、話してると少しずつイライラしてくる。その人たちに罪は無いので申し訳ない。

おそらく私、(女性としては)極低音の自分の声が好きなんじゃないか。私は基本的にテレビが嫌いなんだけど、テレビに出てる人だいたい、男も女も高い声でしゃべるじゃん。だから嫌いなのかもしれない。自分一人で家にいる時はなんか寂しいから最初はテレビつけてるんだけど、何かをしてるとだんだんテレビがうるさくなってきて消してしまう。こないだ、タレントやアナウンサーじゃない何かの職業の女性(タレントやアナウンサーじゃないのに美しいカテゴリの人・酔っぱらってたからよく覚えてない)がバラエティ番組に出てしゃべってたんだけど、わりと低い声してて、「この人声低くて好きだわー」って思った。側で観てた旦那にも(酔っぱらってたから)「この人声低くて好きだわー」って何回か言った。

ちなみに私は声が低いあまり、旦那には交際当時「こんなに声が低い女性には今まで会ったことない」と思われていたようだ。しかし私の周囲には私の母や妹、友達や会社同僚など、私レベルで声が低い人は複数いる。なぜ旦那の周りにはいなかったのか。
旦那は男性なので、血縁者以外で地声が低い女性もある程度取り繕って接していたんだろうか。または、普段から意識して高い声を出している人が多い社会だったのか。それはわからない。

化粧にも似てるよね。素の自分と対外用の自分があって、極端な人は彼氏や旦那さんにもすっぴんを見せないとかいう。そこいくと私なんかは凄いぜ。365日あったら350日はすっぴんで過ごしてる。残り15日は会社に来客があって会議する日、娘の学校行事・息子の保育園行事の日、飲み会の日だ。いちおう対外的な日は化粧する。社会人としてのマナーらしいからね。そういうもん?
旦那の名言(?)に、「化粧の濃い女は隠し事が多い」というのがある。そうかもしれない。
私は隠し事ができない質だ。嘘やごまかしが嫌い。駆け引きができない。直球しか投げられない。スーパー正直ベース。ということになっている。このキャラを確立した上でたまに効果的に嘘ついたりして生きてる。
声は超低い。だが、出そうと思えば誰よりも高い声が出る。globeを原キーで歌える。地声が低い分、そこを起点として3オクターブ半出る。

冒頭で紹介した記事を参照すると、私みたいな奴は男に媚びることなく生きてる人間みたいですなあ。自己肯定感低いつもりでいたけど、高いのか低いのかわかんねーわ。
まあ実際媚びてねえし男と同じ仕事もしてるし、素のまま突っ走ってはいます。だって作ってたらそのうちボロが出るもん。
ほぼ常時すっぴんで地声低い私を受け入れてくれた旦那には感謝してます。ここ見てないだろうから言うけどありがとう。ノロケとかじゃなく感謝。