ファミリーコンピュータ、略してファミコン。
説明するまでもないと思うが、現在40代くらいの世代が子どもの頃に爆発的に流行し、一般家庭に広くテレビゲームを普及させた、ゲーム機の草分け的ゲーム機である。
そのファミコンゲームが今、Switchでできるのよ。ニンテンドーオンライン？の有料サービスに加入していれば、ダウンロード自体は無料。
もう、ファミコン世代ど真ん中のおばちゃんは嬉々としてダウンロードしちゃったね。
スーパーマリオとかドンキーコングとかアトランチスの謎とか熱血硬派くにおくんとか、新しめのだとゼルダの伝説（ディスクシステムのゲームもある）とか星のカービィとか、やりたいよね。
そんでやってみたらさ、昔できたゲームが上手くできないのよ。
AボタンBボタンの配置が違うから。
Switch（というかスーファミ以降）のコントローラーって、AとBとXとYのボタンが、45°斜めの正方形状に配置されてるじゃないですか。
でもファミコンのコントローラーは、AボタンとBボタンが真横に配置されてたんです。
違うコントローラーでファミコンゲームやって、昔みたいにできるわけないよね。マリオみたいなアクションゲームは、もう体（指）の動きで覚えちゃってるから。違うコントローラーでは、Bダッシュジャンプすらままならない。
いっぱいやり込んで慣れればできるようになると思うんだけど、そんな時間はないし、いちからやり直そうという気概もないです。
ちくしょーコントローラーさえ当時のものだったらなー、と思っていた矢先、「ファミコン専用コントローラー売ってますよ！」の広告が出た。
なにこの痒いところに手が届く的な広告。「コントローラー違うとやりにくいっしょ、当時と同じコントローラーありますよ、メーカーですから！」みたいな商売。なんだこのベストタイミング。
……癪だ。絶対買ってやんねえ！
ということがありまして、今、ファミコン時代に未プレイだった「ドクターマリオ」にハマってます。瓶の中にカプセル投げ入れてウイルスを退治する落ち物パズルゲームです。
娘「それなに？ウイルス退治するゲーム？」
私「うん。」
娘「これ100回くらいクリアしたらさ、本物のコロナウイルスも無くならないかな。」
私「ないね。でもお母さんもね。同じこと考えたよ。」
Twitter向けの出来すぎた創作実話みたいだけど、この会話は今日本当にありました。
このご時世、ゲームでウイルス退治してたら、ちらっと脳裏をよぎることですよ。ねえ。
