北海道では、何にでも玉ねぎとじゃがいもを入れる傾向がある。私の実家だけだったらすまない。
実家では、豚汁はぶたじると読んでた。更に言うと、ぶ「だ」じるだし、アクセントは「じ」にある。
ぶだじる、である。
うちのぶだじるの具は、豚肉、玉ねぎ、じゃがいも、人参、つきこんにゃくだった。
だから、調理過程の匂いが、ある料理と完全に同じなのである。
「お母さん、今日カレー?」って聞いて、「ぶだじるだよ」って返ってきたときの、子どもの私の落胆っぷりがおわかり頂けるだろうか。
私はカレーが大好きだったのである。
東日本文化圏だから、カレーの肉はほぼ豚肉。肉じゃがもすき焼きもしゃぶしゃぶも豚肉だった。うちではね。
参考↓
ちなみに、カレーのアクセントは「レ」にある。カレーである。
「カレーでないよ、ぶだじるだよ」って言われる。
さて、このカレーもカレーでなかなか曲者なのである。
標準語以外の地域でよくありがちなことだが、耳で聞いただけでは同音異義語が区別できない。
「お母さん、今日のご飯なに?」
「今日カレーだよ」
って言われて、カレーライスだと思ってわくわくしてたら、カレイ(鰈)の唐揚げが食卓に乗ってたときのがっかり感、あなたには想像できますか。
カレーもカレイも、アクセントの位置は「レ」。
この事件以来、「どっちのカレー?」って確認するようにしました。
来年も宜しくお願い致します。
今年最後のサイゼリヤまちがいさがしは、9個の発見にとどまりました。最後の1個、めちゃめちゃよく見てた箇所だったのに、違いに気づくことはできませんでした。
こんなんでガチ勢を名乗るのは恥ずかしいな。
来年はコンスタントに自力で10個見つけられるよう、精進致します。